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クラボウ---1Qは減収なるも、化成品事業と環境メカトロニクス事業は増収増益に


*11:36JST クラボウ---1Qは減収なるも、化成品事業と環境メカトロニクス事業は増収増益に クラボウ<3106>は9日、2024年3月期第1四半期(23年4月-6月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比2.0%減の333.38億円、営業利益が同38.1%減の9.75億円、経常利益が同38.5%減の15.50億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同40.9%減の9.57億円となった。

繊維事業の売上高は前年同期比9.7%減の116.00億円、営業損失は3.70億円(前年同期は2.10億円の利益)となった。糸は、独自技術による高機能製品が順調に推移したが、海外子会社で顧客の在庫調整の影響を受けて受注が減少し、減収となった。テキスタイルは、カジュアル向け素材の受注が回復し、増収となった。繊維製品は、顧客の在庫調整により受注が減少し、減収となった。

化成品事業の売上高は前年同期比2.4%増の141.00億円、営業利益は同4.8%増の7.00億円となった。軟質ウレタンは、自動車内装材向けでは、中国子会社が低調に推移したが、国内及びブラジル子会社の受注が順調で増収となった。機能樹脂製品は、半導体需要の鈍化の影響を受け、半導体製造装置向け高機能樹脂加工品の受注が減少したが、太陽電池や自動車向けの機能フィルムの受注が回復し、増収となった。住宅用建材は、断熱材の販売が堅調に推移し、増収となった。不織布及び機能資材は、前年同期並みとなった。

環境メカトロニクス事業の売上高は前年同期比6.5%増の44.00億円、営業利益は同12.4%増の1.80億円となった。エレクトロニクスは、膜厚計及び液体成分濃度計が堅調に推移したが、子会社の半導体洗浄装置の受注額が
減少し、減収となった。エンジニアリングは、半導体業界向け薬液供給装置が順調で、また、子会社で産業設備の工事が順調に進捗し、増収となった。バイオメディカルは、撹拌脱泡装置の海外向け販売などが順調で増収となり、工作機械は、北米及び中国向けの販売が順調で増収となった。

食品・サービス事業の売上高は前年同期比1.8%減の21.00億円、営業利益は同30.4%減の0.90億円となった。食品は、外食需要の回復に伴う内食需要の低下や小売り価格の値上げによる買い控えの影響を受け、即席めん具
材や成型スープが低調で、減収となった。ホテル関連は、行動制限の撤廃や観光事業支援策の効果により、増収となった。

不動産事業の売上高は前年同期比0.6%増の9.00億円、営業利益は同3.8%減の6.20億円となった。

2024年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比0.3%増の1,540.00億円、営業利益が同8.9%減の79.00億円、経常利益が同15.2%減の85.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同5.1%増の58.00億円とする期初計画を据え置いている。

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