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ビーロット---3Qは大幅な増収増益、全セグメントの売上高・利益ともに増加


ビーロット<3452>は14日、2022年12月期第3四半期(22年1月-9月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比142.5%増の123.06億円、営業利益が同198.7%増の17.35億円、経常利益が同703.2%増の13.16億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が8.57億円(前年同期は0.73億円の利益)となった。

不動産投資開発事業の売上高は前年同期比277.8%増の87.09億円、セグメント利益は同246.0%増の9.24億円となった。売却件数は19件(前年同期12件)となり、その内訳は、物件種類別では住宅系不動産13件(同10件)、事務所・店舗ビル4件(同2件)、土地2件(同−件)になった。中小型物件の売却を進め、第4四半期での物件売却に向けた準備を進めてきた。一方、取得した物件数は41物件(同25件)となり、物件種類別では住宅系不動産29件(同19件)、事務所・店舗ビル9件(同3件)、土地(開発用地含む)3件(同2件)、ホテル−件(同1件)となり、地域別では関東圏23件(同11件)、北海道圏5件(同1件)、九州圏4件(同1件)、関西圏8件(同9件)、中部圏1件(同3件)となった。住宅系不動産等で賃料収入が生じる物件を中心に全国各地で厳選した仕入を進めた。また、2022年12月期第3四半期末における在庫数は63件(同46件)となる。

不動産コンサルティング事業の売上高は同29.0%増の17.04億円、セグメント利益は同63.5%増の9.21億円となった。関東圏、北海道圏、関西圏を中心に案件を重ね、成約件数は63件(同42件)となった。成約63件の内訳は関東圏24件(同17件)、北海道圏12件(同6件)、九州圏6件(同2件)、関西圏21件(同17件)となる。若手人材の戦力化が進むなか、堅調な不動産市況を取り込み、不動産仲介、新築分譲マンションの販売受託を中心に好調に推移し、売上・利益ともに前年同期を大きく上回った。

不動産マネジメント事業の売上高は同31.3%増の19.13億円、セグメント利益は同57.3%増の6.14億円となった。クライアントの所有不動産の管理運営受託件数が127件(同112件)に増加した。管理運営受託の地域別の内訳は、関東圏60件(同49件)、北海道圏33件(同31件)、九州圏25件(同21件)、関西圏5件(同8件)、中部圏4件(同3件)となる。管理運営受託は着実に伸長し、新型コロナウイルス感染症の規制緩和による人流の回復によりゴルフ場運営受託を営むティアンドケイの売上が増加するなど、売上・利益ともに前年同期を上回った。

2022年12月期通期の連結業績予想については、営業利益が前期比51.7%増の30.80億円、経常利益が同49.2%増の22.40億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同56.3%増の14.90億円とする期初計画を据え置いている。

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