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TKP Research Memo(8):2023年2月期は、売上高の一定の回復により各段階利益での黒字化を見込む


■業績見通し

1. 2023年2月期の連結業績予想
2023年2月期の連結業績についてティーケーピー<3479>は、期初予想を据え置き、売上高を前期比14.1%増の51,000百万円、営業利益を2,000百万円(前期は883百万円の損失)、経常利益を1,500百万円(同1,585百万円の損失)、親会社株主に帰属する当期純利益を400百万円(同3,211百万円の損失)と増収及び各段階利益での黒字化を見込んでいる。また、EBITDAについても、同62.0%増の7,500百万円と大きく伸びる見通しである。

コロナ禍の影響を一定程度見込むものの、期末に向けコロナ禍は徐々に収束へ向かうことを前提とした業績予想となっている。TKP事業については回復基調にある貸会議室需要を取り込み、日本リージャスについても出店を継続し順調な稼働上昇を想定している。

また、TKP事業においては、社会経済活動の正常化に伴う需要回復を見据え、新規出店の推進にも意欲的に取り組む方針である。とりわけ東京都心のオフィスビル市場は、空室率の上昇や2023年問題(オフィス大量供給)などの問題を抱えており、仕入れのタイミングとしては絶好のチャンスとなっていることから、将来収益のタネとなる仕入れ強化を再開していく考えだ。日本リージャスについても、既述のとおりサブフランチャイズ展開の開始を含め、積極出店を継続する予定である。

損益面でも、売上高の一定の回復とコロナ禍で実施してきた収益体質の強化(損益分岐点の引き下げ)等により、各段階利益での黒字化を実現する見通しである。また、新規出店を行う場合にも、相場が下落したタイミングによって施設当たりの平均地代家賃の低減を図り、グループ全体の収益性を高めていく方針としている。

2. 弊社の見方
弊社でも、コロナ禍の影響については引き続き慎重に判断する必要があるものの、コロナ禍の収束を前提とすれば、同社の業績予想の達成は十分に可能であると見ている。特に、年末年始については、忘・新年会の需要回復が見込めるため、料飲を含む「坪あたり売上高」の拡大にも期待が持てる。注目すべきは、ポストコロナを見据えた仕入れ強化の動きである。仕入れ環境は追い風となっているため、優良中古オフィスビルに限らず、駅前商業施設を含め、いかに好立地物件を安く仕入れるかがカギを握るであろう。既に2023年春までの予約が順調に積み上がっていることから、このタイミングを逃さず、かつ目利きの効いた戦略的仕入れを行うことができるかどうかが、再成長に向けたスピードや収益力にも大きく影響するとの見方をしている。また、日本リージャスにおけるサブフランチャイズ展開についても、出店スピードや収益性の視点から今後の動向を見守りたい。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田郁夫)

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