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昭和産業 Research Memo(1):ボーソー油脂とサンエイ糖化の連結や価格改定の実施で増収


■業績動向

1. 2022年3月期第2四半期業績概要
昭和産業<2004>の2022年3月期第2四半期(2021年4~9月)業績は売上高139,914百万円(前年同期比12.7%増)、営業利益2,406百万円(同42.4%減)、経常利益2,929百万円(同41.1%減)、親会社に帰属する四半期純利益1,802百万円(同73.9%減)となった。売上高はボーソー油脂(株)、サンエイ糖化(株)の新規連結による販売数量の増加のほか、原料穀物相場の高騰に伴う価格改定の実施により実質増収となったが、利益面については新型コロナウイルス感染症の拡大による需要減少のほか、原料穀物相場の急騰によって原価が146億円増えたことから、このマイナス分を販売価格の118億円で吸収できず減益となった。親会社に帰属する四半期純利益の減少については、ボーソー油脂の子会社化による負ののれん発生益の減少による影響となる。なお、2022年3月期の期首より「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号)等を適用している。新会計基準を適用した場合の概算値と比較すると、売上高が前年同期比21.3%増となるほか、事業部門別では製粉事業が同7.2%増、油脂食品事業は19.0%増、糖質事業は58.9%増、飼料事業は24.9%増、その他は1.6%増となった。

(執筆:フィスコアナリスト 村瀬智一)


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