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新興市場銘柄ダイジェスト:プラッツは年初来安値、アイキューブドがストップ高


<4495> アイキューブド 4600 +700
ストップ高。22年6月期第1四半期(21年7-9月)の営業利益を前年同期比65.9%増の2.32億円と発表している。リモートを活用した営業などを推進した結果、モバイル端末管理サービスなどの導入社数が前事業年度末比4.8%増の3555社に拡大した。シェア獲得や顧客ニーズに応えるための機能改善なども利益拡大に貢献した。通期予想は前期比28.6%増の7.32億円で据え置いた。進捗率は31.7%に達している。

<7813> プラッツ 1020 -180
年初来安値。22年6月期第1四半期(21年7-9月)の営業利益を前年同期比61.7%減の0.88億円と発表している。医療介護用電動ベッドの総販売台数が5.5%減の1.2万台となったことが響いた。また、外国為替相場が円安傾向となったほか、海外物流コストや原材料の高騰の影響も重なり、売上高総利益率が5.3ポイント減の36.8%になったことも利益を圧迫した。通期予想は前期比17.2%減の6.00億円で据え置いた。

<3970> イノベーション 3480 +365
一時ストップ高。22年3月期第2四半期累計(21年4-9月)の営業利益を前年同期比63.2%増の3.00億円と発表している。オンラインメディア事業でIT製品の比較・資料請求サイト「ITトレンド」の来訪者数(延べ人数)が6.72%増の864万3386人となったことに加え、掲載製品数も26.1%増の2085製品と好調だった。ITトレンドEXPOが計画通り進捗したことも増益に貢献した。通期予想は前期比14.0%増の5.90億円で据え置いている。

<3948> 光ビジネス 621 +100
ストップ高。21年12月期の営業利益を従来予想の3.50億円から11.00億円(前期実績4.45億円)に上方修正している。保守的に見積もっていた新型コロナウイルス感染拡大の影響を見直した。期末配当も従来予想の23.00円から28.00円(前期末実績23.00円)に増額修正した。年間配当は同額。第3四半期累計(21年1-9月)の営業利益は前年同期比141.8%増の8.95億円で着地している。

<2158> FRONTEO 3095 +246
年初来高値。米国でのPL(製造物責任)国際訴訟案件の調査で、レビューツール「KIBIT Automator」を顧客のデータ保管環境に接続して解析を行い、迅速な文書レビューの実施に成功したと発表している。米国の訴訟では審理前に関連情報や資料の開示などを行う証拠開示制度(ディスカバリ)が設けられている。KIBIT Automatorにより、1週間を要すると推計された解析作業を12時間で終えることができたという。

<7841> 遠藤製作 724 +25
大幅に3日ぶり反発。21年12月期の営業利益を従来予想の11.50億円から17.50億円(前期実績0.72億円)に上方修正している。ゴルフ関連が好調に推移していることに加え、鍛造事業で受注が回復しているため。サプライチェーンとの関係や生産能力の強化を実施したことも利益拡大に寄与する見通し。併せて期末配当を従来予想の12.00円から15.00円(前期末実績12.00円)に増額修正した。年間配当も同額。 <ST>
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