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日本コンピュータ・ダイナミクス---1Qは売上高が40.77億円、システム開発事業及びサポート&サービス事業が増収増益


日本コンピュータ・ダイナミクス<4783>は3日、2021年3月期第1四半期(20年4-6月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比0.5%減の40.77億円、営業損失が1.34億円(前年同期は0.39億円の利益)、経常損失が1.26億円(前年同期は0.47億円の利益)、親会社株主に帰属する四半期純損失が0.93億円(前年同期は0.30億円の利益)となった。

システム開発事業の売上高は前年同期比4.7%増の16.66億円、営業利益は同40.1%増の2.08億円となった。リモート環境整備に以前から取り組んでいたため、新型コロナ感染症の影響が軽微であることに加え、2020年3月期に受注した開発案件が堅調に推移していることなどにより前年同期と比較して増収増益となった。

サポート&サービス事業の売上高は前年同期比9.7%増の11.72億円、営業利益は同97.7%増の0.66億円となった。リモート環境で顧客企業のシステム運用、業務サポートを行う体制が大半であるため、感染症の影響が軽微であることに加え、新規案件獲得が堅調に推移し、前年同期と比較して増収となった。利益面は、前年に低採算であった案件の利益率が改善したことや、その他案件におけるプロジェクト進捗管理活動や採算管理の強化策が利益率向上に寄与し、前年同期と比較して大幅な増益となった。

パーキングシステム事業の売上高は前年同期比12.2%減の12.34億円、営業損失は0.93億円(前年同期は1.36億円の利益)となった。機器販売は、電鉄関連や商業施設に併設する駐輪場の開設において中止や延期が発生したが、2020年3月期に受注した案件は概ね順調に推移している。しかし、外出自粛要請等に伴う通勤・通学客の鉄道利用の減少や、商業施設の閉鎖に伴い駐輪場の稼働率が悪化したため、駐輪場利用料収入は前年同期と比較して50%程度減少した。ただ、当初想定していた60%程度の減少と比較すると、減少幅は縮小している。以上により売上高は前年同期と比較して減収となったが、自転車ショップのSTYLE-Bでは自転車の販売台数が伸長するとともに、室内でトレーニングが可能な自転車用スマートトレーナーの販売が好調であることなどの好材料もある。

2021年3月通期の連結業績予想については、売上高が前期比3.2%減の178.00億円、営業利益が同78.6%減の2.00億円、経常利益が同75.9%減の2.30億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同76.9%減の1.50億円とする期初計画を据え置いている。




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