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アンジェス Research Memo(7):遺伝子医薬のグローバルリーダーを目指す(1)


■中期経営計画

アンジェス<4563>は長期ビジョンとして、「世界で認知される遺伝子治療・核酸医薬のスペシャリストとなること」、また、「治療法のない病気の新薬を実用化すること」の2点に取り組むことで遺伝子医薬のグローバルリーダーになることを目指している。

黒字化の時期に関しては、開発パイプラインの進捗状況次第となる。特に、米国でHGF遺伝子治療用製品の開発に成功した場合には、数十億円規模のマイルストーン収益(既に受領した契約一時金含む)が得られる見通しとなっているため、その動向には注目しておきたい。

基本戦略として、1)「コラテジェン」の事業価値最大化、2)ポスト「コラテジェン」の育成、3)新規事業領域への展開を掲げ、その取り組みを強化していく方針となっている。

1. 「コラテジェン」の事業価値最大化
「コラテジェン」の国内戦略に関しては「潰瘍の改善」に関する市販化後調査を進め2024年の本承認と同時に、「安静時疼痛の改善」に適応拡大を図ることで、薬価の見直しを目指していく。また、米国では臨床試験を進め早期の販売承認を目指していくとともに、米国の開発状況を見ながら欧州でも上市も目指していく方針となっている。日米欧以外の国や地域でも導出活動を継続して進めていく予定だ。さらには、適応症拡大のための基礎試験・臨床研究も今後推進していく。具体的には、強皮症、リンパ浮腫、難治性皮膚潰瘍、慢性閉塞性肺疾患(COPD)などが候補となっており、安静時の疼痛緩和効果が見込まれている。

同社ではこうした戦略を進めることで「コラテジェン」の事業価値最大化を図っていく方針であり、2025年以降の売上高は本格的な拡大期に入るものと予想している。

2. ポスト「コラテジェン」の育成
「コラテジェン」に続く第2の柱を育成し、成長基盤の強化を図っていく。高血圧症を対象としたDNAワクチンや椎間板性腰痛症を対象としたNF-κBデコイオリゴなど現在、臨床試験を進めている開発品の早期POC取得と導出活動に注力していくほか、キメラデコイの早期プロジェクト化を目標としている。また、新型コロナウイルス感染症ワクチンやVasomuneと共同開発するARDSを対象疾患としたTie2受容体アゴニスト化合物に関しても今後の開発状況次第で収益に貢献することが期待される。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)




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