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三栄コーポ Research Memo(4):2020年3月期第2四半期は利益V字回復


■業績動向

● 2020年3月期第2四半期の業績概要
三栄コーポレーション<8119>の2020年3月期第2四半期の連結業績は、売上高が20,941百万円(前年同期比0.5%増)、営業利益が627百万円(前年同期は29百万円)、経常利益が656百万円(前年同期は107百万円)、親会社株主に帰属する四半期純利益が205百万円(前年同期は12百万円の損失)となり、増収とともに各利益はV字回復した。

増収をけん引したのはトラベル商材が好調の服飾雑貨-OEM事業。地域別では北米向けが減少したものの、日本向けと中国向けが伸長した。ブランド事業では、理美容家電が好調の家電事業は増収となったが、家具家庭用品事業及び服飾雑貨事業の売上が減少し、ブランド事業全体では減収となった。

利益面においてV字回復となった主な要因は、1)日本向け及び中国向けのOEM事業の増収効果、2)北米地域における顧客見直し効果、3)家電ブランド事業の増収効果の3点である。結果として、売上総利益率で前年同期比1.4ポイント改善、販管費率で1.4ポイント改善となり、営業利益の回復につながった。ただし、営業利益が極端に落ち込んだ前年同期(2019年3月期第2四半期)と比較すると大幅増益となるが、前々年同期(2018年3月期第2四半期)の利益水準(営業利益780百万円)には回復していない。欧米向け家庭用品-OEM事業の減収とブランド事業の主力であるビルケンシュトックがブーム減退後の立て直しの最中であることが、大きく影響している。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田秀夫)



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