サムティ---3Qは2ケタ増収増益、不動産事業が引き続き好調に推移

サムティ<3244>は2日、2019年11月期第3四半期（18年12月-19年8月）連結決算を発表した。売上高が前年同期比15.8%増の717.89億円、営業利益が同46.0%増の148.10億円、経常利益が同54.1%増の131.48億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同46.9%増の92.32億円となった。

不動産事業の売上高は前年同期比15.6%増の638.95億円、営業利益は同46.3%増の160.24億円となった。「S-RESIDENCE」シリーズとして「S-RESIDENCE曳舟（東京都墨田区）」、「S-RESIDENCE千種（名古屋市千種区）」、収益マンションとして「サムティラファイエ南郷通（札幌市白石区）」、「サムティレジデンス青葉台（横浜市青葉区）」、「サムティレジデンス駒沢大学（東京都世田谷区）」、「サムティ桜山RESIDENCE（名古屋市瑞穂区）」、「サムティ福島EBIE（大阪市福島区）」「プレスティ・ウィン錦糸町（東京都墨田区）」、「アトラクト（川崎市幸区）」、「シャイロ本八幡（千葉県市川市）」、「La stella（愛知県半田市）」、「Live Casa都島内代（大阪市都島区）」、「サンレジデンス慶徳（熊本市中央区）」等を販売した。

不動産賃貸事業の売上高は前年同期比5.0%減の49.59億円、営業利益は同24.1%増の18.50億円となった。賃料収入の増加を図るべく、「サムティレジデンス幌西（札幌市中央区）」、「サムティ熱田RESIDENCE（名古屋市熱田区）」、「サムティ都島北通（大阪市都島区）」、「サムティ京橋Fluss（大阪市城東区）」、「サムティ阿倍野昭和町（大阪市阿倍野区）」、「サムティ慶徳レジデンスI（熊本市中央区）」、「サムティ迎町（熊本市中央区）」、「グランデュール東桜（名古屋市東区）」、「フローラル堀木（三重県四日市市）」、「ライブガーデン江坂VI（大阪府吹田市）」を取得するなど営業エリアの拡大並びに収益不動産の仕入の強化に継続して努めた。

その他の事業の売上高は前年同期比100.1%増の29.34億円、営業利益は同15.3%増の0.16億円となった。

2019年11月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比2.0%増の860.00億円、営業利益が同14.0%増の160.00億円、経常利益が同16.0%増の135.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同11.9%増の95.00億円とする直近の予想を据え置いている。



＜SF＞