極東貿易<8093>は9日、2020年3月期第1四半期(19年4-6月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比5.4%増の139.38億円、営業損失が0.01億円(前年同期は0.56億円の利益)、経常利益が同38.6%減の1.68億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同64.9%増の0.98億円となった。

基幹産業関連部門の売上高は27.94億円、セグメント損失は2.26億円となった。重電設備事業及び資源開発機器事業の納入遅延などにより減収減益となった。

電子・制御システム関連部門の売上高は36.62億円、セグメント利益は0.67億円となった。電力会社向け計装システム事業において大口案件の納入があり、電子機器事業においても堅調な収益をあげたことなどにより増収増益となった。

産業素材関連部門の売上高は38.95億円となり、セグメント利益は0.66億円となった。樹脂・塗料関連事業は中国での事業が落ち込んだものの、インド向け案件などの上積みもあったことに加え、複合材料事業が堅調に推移し増収増益となった。

機械部品関連部門の売上高は35.85億円となり、セグメント利益は0.91億円となった。主力事業であるヱトー株式会社のねじ関連事業は中国向け案件が米中貿易摩擦の影響で低調に推移し、ばね関連事業も低迷した。

2020年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比1.5%増の690.00億円、営業利益が同1.8%増の11.00億円、経常利益が同20.9%減の16.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同6.0%減の12.00億円とする期初計画を据え置いている。

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情報提供元:FISCO
記事名:「極東貿易---1Qは売上高が5.4%増、電子・制御システム関連部門及び産業素材関連部門で増収