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プレサンス Research Memo(7):2020年3月期売上高2,000億円超え、10期連続増収増益予想


■今後の見通し

プレサンスコーポレーション<3254>の2020年3月期通期の連結業績予想は、売上高が前期比30.3%増の209,219百万円、営業利益が同20.0%増の32,531百万円、経常利益が同18.5%増の31,429百万円、親会社株主に帰属する当期純利益が同17.6%増の21,520百万円と、大幅な増収増益を予想する。達成すれば、売上高で初の2,000億円超え、10年連続の2ケタ増益並びに過去最高業績となる。

商品セグメント別売上高計画では、ワンルームマンションは70,901百万円(前期比64.8%増)と大幅に伸長する計画。最大のセグメントであるファミリーマンションは74,757百万円(同3.4%減)の予想。一棟販売は24,715百万円(同98.4%増)と倍増。ホテル販売は18,292百万円(同3.8%増)と前年並みを計画する。1年前に発表された中期経営計画の2年目計画値と比較すると、売上高で5,148百万円高い予想となった。利益率の高いワンルームマンションが大幅に増加し、その構成比を高める予想だ。営業利益の成長率予想は前期比20.0%増であり、経営目標である「前期比10%以上」は余裕を持って達成しそうだ。

同社は常に1年~2年先を見越して事業を進めている。2020年3月期の期初段階で、不動産販売事業およびその他住宅・不動産販売事業の売上計画200,702百万円に対し既に売上計画の73.3%分(147,102百万円分)の受注を獲得している。同社の高い計画精度の実績も加味すると予想の信頼性は高く、下振れの可能性は非常に低いと考えられる。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田秀夫)




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