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アイル---1Qは営業利益が24.7%増、主力のパッケージソフトウェアの受注実績が順調に推移


アイル<3854>は7日、2019年7月期第1四半期(18年8-10月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比18.3%増の23.56億円、営業利益が同24.7%増の1.47億円、経常利益が同21.6%増の1.51億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同16.2%増の0.96億円となった。

ITの有効活用が必要な中堅・中小企業顧客の経営課題を解決するための商材を「リアル」と「Web」の両面から開発・提案し、顧客の企業力強化を図ることを「CROSS-OVER シナジー」戦略とし取り組んだ。

販売実績は、「リアル」面では、主力のパッケージソフトウェア「アラジンオフィス」の商品力の強化を、業種別に継続して進め、販売面でもパートナー企業との連携に加え、東京、大阪、名古屋において「アラジンオフィス」の業種別セミナーを開催し、豊富な業種別の導入事例をもとに顧客毎に最適なシステム活用方法を提案することで、受注実績も順調に推移した。案件規模の大型化に伴い、売上計上に関し納期は長期化傾向にあるが、前年同期より順調に売上高は増加した。

「Web」面では、複数ネットショップ一元管理ソフトである「CROSS MALL」について、新たなショッピングモールとの連携開発を当期も継続して取り組んだ。また、ネットショップと実店舗のポイント・顧客一元管理ソフトである「CROSS POINT」も、販売実績を伸ばしている。

継続して製品の開発に注力しており、先行投資として、将来における新たな技術開発による市場競争力向上に向け、研究開発費0.14億円を計上している。あわせて、島根県松江市に新たな研究開発拠点となる「アイル松江ラボ」を開設(2017年10月)し、プログラミング言語「Ruby」によるシステムの強化を本格的に始動した。

2019年7月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比8.4%増の102.00億円、営業利益が同34.9%増の7.10億円、経常利益が同31.9%増の7.20億円、親会社株主に帰属する当期純利益が35.5%増の4.56億円とする期初計画を据え置いている。



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