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大同工業---2Q増収、日本・アジア・南米・欧州で順調に推移


大同工業<6373>は9日、2019年3月期第2四半期(2018年4-9月)連結決算を発表した。売上高は前年同期比6.1%増の240.28億円、営業利益は同26.7%減の10.61億円、経常利益は同41.3%減の9.81億円、親会社株主に帰属する四半期純利益は同55.9%減の4.30億円だった。

国内の売上高は前年同期比2.4%増の123.98億円となった。二輪車用アルミリムにおいて、完成車メーカーの生産工場移転に伴う生産減少の影響や、前年同期に新機種の立上により売上が大きく伸びていたこと等により受注が低調に推移したものの、物流・食品機械及び建機向けの産業機械用チェーンや製鉄・セメント向けの搬送関連設備の受注が好調に推移するとともに、海外のプラント設備の受注が好調に推移した。

アジアの売上高は前年同期比8.2%増の67.94億円となった。二輪車用チェーンにおいて、補修市場向けの受注が中東向けにおいて低調に推移したものの、インドにおいて完成車メーカー・補修市場向けともに好調に推移するとともに、中国において四輪車用チェーンや搬送関連設備の受注が好調に推移した。

北米の売上高は前年同期比3.9%減の21.27億円となった。補修市場向けの二輪車用チェーンや、産業機械用チェーンの受注が内需拡大を背景に堅調に推移したものの、円高の影響等を受けた。

南米の売上高は前年同期比21.8%増の13.97億円となった。産業用・農業用チェーンの受注が好調に推移するとともに、二輪車用チェーンにおいて、完成車メーカー向けの受注が好調に推移した。

欧州の売上高は前年同期比48.0%増の13.10億円となった。補修市場向けにおいて、付加価値の高い二輪車用チェーンの受注が西欧、北欧向けを中心に好調に推移した。

2019年3月期通期の連結業績予想については、同日、修正を発表している。売上高が前期比2.4%増(前回予想比2.2%減)の483.00億円、営業利益が同12.4%減(同20.3%減)の25.50億円、経常利益が同15.8%減(同20.6%減)の27.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同9.5%増(同26.2%減)の15.50億円としている。



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