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タナベ経営---1Q売上高は19.43億円、経営コンサルティング事業が堅調に推移


タナベ経営<9644>は3日、2019年3月期第1四半期(2018年4-6月)決算を発表した。売上高が前年同期比0.1%減の19.43億円、営業利益が同17.7%減の1.64億円、経常利益が同17.1%減の1.73億円、四半期純利益は同15.1%減の1.21億円となった。

経営コンサルティング事業の売上高は、前年同期比3.5%増の13億円、セグメント利益は同3.2%増の3.24億円となった。経営コンサルティングでは、契約数の期中平均が増加し、また1件当たりの平均単価も伸長した。人材育成コンサルティングでは、ジュニアボード(次世代経営チーム育成)コンサルティング、FCCアカデミー(企業内大学)設立コンサルティングの受注獲得に注力したことで、オーダーメード研修は伸び悩んだものの、注力したジュニアボードとFCCアカデミーは契約数の期中平均が増加した。セミナーは新入社員向けのスタートアップセミナーや次期のリーダー候補育成のセミナーの評価が高く伸長した。

SP(セールスプロモーション)コンサルティング事業の売上高は、前年同期比6.7%減の6.43億円、セグメント損失が0.68億円(前年同期セグメント損失0.29億円)となった。セールスプロモーションコンサルティングでは経営コンサルティング事業との連携による提案やWebプロモーションコンサルティングの提案等により契約数は増加したが、売上単価が減少し伸び悩んだ。SPデザインでは独自性の高いプロモーションツールとして付加価値の高い提案により売上件数は増加したが、売上単価が減少し伸び悩んだ。SPツールでは、より付加価値の高いSPデザインに注力したため、売上高は前年同期を下回った。

2019年3月期通期の業績予想は、売上高が前期比2.3%増の90.00億円、営業利益は同3.6%増の9.70億円、経常利益が同2.6%増の9.90億円、当期純利益が同0.7%増の6.80億円と期初計画を据え置いている。




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