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【FISCOソーシャルレポーター】個人投資家元・社長:インフルエンザ関連銘柄で業績上振れが期待されている武田薬に注目



以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家元・社長氏(ブログ「元投資顧問会社社長のチラシの裏」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。

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※2017年9月29日19時に執筆


今年もインフルエンザの関連報道が増える時期になり、インフルエンザ関連銘柄に注目が集まる季節になりました。

インフルエンザのピークはその年によって変わりますがおおむね1月-2月とされており、ピーク前にワクチン接種などの感染予防策の啓蒙が行われます。

今月には、インフルエンザとみられる発熱で欠席した生徒が増え、今シーズン初の学級閉鎖の措置を取ったと小学校についての報道がありました。

今のところは1ヶ月以内に大きな流行の可能性は低いとしていますが、今後同様のインフルエンザの集団感染報道は増えてくるのではないでしょうか。

インフルエンザは重篤な症状を引き起こし、死に至る可能性もあるので、ワクチン接種など予防策は今からしっかりしておきたいですね。

ワクチンを製造している製薬会社や、マスクを製造している会社なども物色されやすく、国内だけでなく海外での新型インフルエンザ発生などでも関連銘柄に物色が向かいやすいので、今からインフルエンザ関連銘柄はチェックしておいた方が良いでしょう。

今回はインフルエンザ関連銘柄の中から、チャート、業績的に今後の値動きに期待が持てる武田薬品工業<4502>に着目していこうと思います。



■武田薬品工業<4502>の基本情報
市場:東証1部

武田薬品工業<4502>は国内製薬トップで、細胞培養インフルエンザワクチンの製造販売を行っていることからインフルエンザ関連銘柄と考えられています。

7月28日大引け後に同社より発表された18年3月期第1四半期決算によると、連結税引き前利益は前年同期比32.4%増の1,982億円に拡大。

通期計画では同利益1,900億円ですが、上述したように既に1,982億円の実績となっており、進捗率は104.3%に達しています。

通期計画を上回る進捗率であることから、よほどのことがない限り業績の上振れは確実視されており、今後業績の上方修正を出してくる期待は高いのではないでしょうか。

7月31日に発表されたモルガンスタンレーによる格付けでは、最上位を継続し、目標株価を7,200円から7,800円に引き上げており、一つの指標として参考にしても良いでしょう。

■武田薬品工業<4502>のチャート分析

武田薬品工業<4502>の日足チャートを見てみると、

・2017年7月26日の安値 5,612円
・2017年9月6日の安値 5,931円

を結んだラインが下値支持線として機能していると考えられます。

一方の上値抵抗線は、

・2017年6月27日の高値 5,813円
・2017年8月7日の高値 6,030円

を結んだラインが上値抵抗線として意識されています。

25日移動平均線辺りまで株価が押す可能性もありますが、これからの季節に関心が向かいやすいインフルエンザ関連ということで、続伸期待も高いと判断出来ます。


毎日執筆中のブログでは、チャート画像付きで株式市場で注目されているテーマ株や個別株などの分析を行っています。

「投資顧問会社社長 ブログ」で検索してもらえれば、当ブログ「元投資顧問会社社長のチラシの裏」が出てくると思いますので、一度ブログの方も覗いて頂けますと幸いです。


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執筆者名:元・社長
ブログ名:元投資顧問会社社長のチラシの裏




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