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大黒屋ホールディングス---18年3月期1Qはインバウンド需要が回復基調、通期で増収、大幅営業増益見込む


大黒屋ホールディングス<6993>は9日、2018年3月期第1四半期(17年4- 6月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比3.4%減の48.88億円、営業利益が同74.7%増の2.75億円、経常利益が1.55億円(前年同期0.09億円の損失)、親会社株主に帰属する四半期純損失が0.00億円(同1.38億円の損失)だった。

当第1四半期は、グローバル展開の加速と国内基盤の強化を目的に、中国の最大手企業グループCITICと資本業務提携、及び中古ブランド品の売買事業で国内で同社に次ぐ規模のブランドオフとの資本業務提携締結に向けた覚書を締結した。

インバウンド海外旅行者数が増加し、低迷していた外国人観光客向け売上高が回復基調となっている。英国SFLグループは、欧州経済の好転を含め英国における経済環境は安定化してきているが、売上高の回復には少し時間が必要である。電機事業は、販売価格の常時見直し、仕入先の転換等、現行取引ユーザーとの協力体制の拡充を図り、利益率の確保を図っている。

2018年3月期通期については、売上高が前期比13.3%増の232.81億円、営業利益が同296.6%増の19.57億円、経常利益が16.48億円(前期は1.80億円の損失)、親会社株主に帰属する当期純利益が5.55億円(同2.87億円の損失)を見込んでいる。




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