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【FISCOソーシャルレポーター】個人投資家元・社長:国策が絡む人材関連銘柄、最高益更新で期待のUTグループを深掘り特集


以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家元・社長氏(ブログ「元投資顧問会社社長のチラシの裏」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。

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※2017年6月30日18時に執筆


どの業界でも『人手不足問題』は徐々に鮮明になりつつあり、これまでも当ブログでは、

・人材関連銘柄の深掘り特集
・アウトソーシング<2427>
・夢テクノロジー<2458>
・うるる<3979>

と、人材関連銘柄に関して分析記事を書いてきました。

不足する労働力の確保に関しては、今後の日本の国力維持の為にも絶対的命題とも言える課題。政府を中心に規制緩和も検討されており、外国人労働者の受け入れや移民の受け入れなども話題に上がってきています。

こうした点で考えると、今後も人材関連銘柄にプラスになる規制緩和策などが施行される可能性があり、人材関連銘柄は中・長期的に様々な恩恵を受ける可能性が高いといえます。

いわば国策と言っても差し支えない人材関連銘柄の中で、『最高益更新』、『新興銘柄』、『成長、大化け期待』、『今後も成長が見込めるテクノロジー分野』、『個人投資家にも手が届きやすい価格帯』というフィルターをかけて浮かび上がってきた企業が1社あります。

本日は、『人手不足問題』が強まる中で力強いジリ高上昇トレンドを描く、UTグループ<2146>を深掘り特集していきたいと思います。



■UTグループ<2146>の会社情報

▽UTグループ<2146>とは?

製造業への派遣業務や請負業務を営む持ち株会社で、業界でも大手の部類に属するUTグループ<2146>。売上の比率は需要増が予想される半導体向けの比率が約5割、残りを環境や自動車業界、電機業界などで構成されています。

主力事業である製造業派遣の引き合いは力強く、自動車業界や電機業界向けに堅調な実績を積み上げています。人手不足や改正労働者派遣法が追い風となっており、採用数を拡大。また、WEBサイト関連のベンチャー企業を子会社化し、同分野へのエンジニア派遣や受託業務に進出しています。

中期経営計画である『2020年度 売上高1,450億円、営業利益82億円』達成のために、M&Aも視野に入れて業績の積み上げに積極的に取り組んでいる企業といえるでしょう。


■UTグループ<2146>のファンダメンタルズ分析

▽UTグループ<2146>のネットネット指数
割安な銘柄を探し出す指数として使わるれこともあるネットネット指数。

UTグループ<2146>のネットネット指数は、-29.11(2017年6月30日終値で計算)となっています。


■UTグループ<2146>のチャート分析

UTグループ<2146>の現在株価は、1,805円(2017年6月30日終値)となっています。


▽日足で考えるUTグループ<2146>の短期売買シナリオ

UTグループ<2146>の日足チャート(1年分)を見てみると、2016年8月以降、下値を切り上げて上昇トレンドを継続中。上下に波を描きながらも、堅調な右肩上がりのチャートを形成しています。

短期的な上値抵抗線とトレンドラインの間での小さな持ち合い状態をブレイクしながら、ジリ高基調を継続中。

短期的なトレード対象とする場合には、短期的な上値抵抗線をブレイクしてきたタイミングでエントリーするか、下値支持線付近まで下押しした際にエントリーするのが吉。逆指値をセットした上で、上昇したら助平心を出さずに利食いしていくトレードがおすすめです。

短期売買エントリーポイント:上値抵抗線をブレイクしてきたタイミング、または、下値支持線まで下押しした際にエントリー


▽週足で考えるUTグループ<2146>の中長期売買シナリオ

UTグループ<2146>の週足チャート(5年分)を見てみると、株価は2016年から急激な上昇基調に転じ、この1年で株価は約4倍弱の水準まで上昇を見せています。

信用買い残が高水準に達していることに加え、足元の株価は13週移動平均線からの乖離が大きくなってきている状態。

しかしながら、事業環境は引き続き追い風が吹くと考えられており、13週移動平均線との乖離率の修正をはさみながら、最高値の更新を継続していくものと見られています。

中長期で保有する場合には、13週移動平均線に引きつけてエントリーしていく戦略が良いのではないでしょうか

中長期売買エントリーポイント:13週移動平均線に引きつけてエントリー


■UTグループ<2146>の総合評価

※2017年6月30日段階

UTグループ<2146>は株主優待制度、及び株主配当制度は設置していません。しかしながら、総還元性向3割を目安に、自社株買いを積極的に実施。

配当狙いの中長期投資家にとっては魅力が薄く感じるかもしれませんが、今後、株主優待制度の新設や株主配当金制度の復活の可能性はゼロではありません。年々業績も伸びている会社ですので、個人的にも数年後には株主優待制度の新設と、株主配当金制度の復活に期待しています。

また、東証ジャスダック市場上場銘柄ということもあり、将来的に東証一部への指定替えの可能性もあり、仮に指定替えの発表となれば市場インパクトは大きいものがあります。

M&A戦略での大きな失敗がなければ、業績も順調に拡大していくと見られ、業績の伸び次第では大化けする可能性も高いと睨んでいます。中期的な投資対象としては申し分無く、私も株価が下押ししてくるタイミングをじっくりと待ちたいと思います。


「投資顧問会社社長 ブログ」で検索してもらえれば、当ブログ「元投資顧問会社社長のチラシの裏」が出てくると思いますので、何卒宜しくお願い致します。

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執筆者名:元・社長
ブログ名:元投資顧問会社社長のチラシの裏




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