■業界環境

一般社団法人日本フードサービス協会の調査によると、SFPダイニング<3198>が属する「パブレストラン/居酒屋」は、景気回復の兆しが見られるなかで、個人消費の伸び悩みや家飲みの流行、若者のアルコール離れの影響等により縮小傾向が続いている。2016年の売上も前年比90.8%と一層厳しい状況となった。

業界構造としては、比較的参入障壁が低い上に、消費者の景況感や嗜好変化の影響を受けやすいことから、常に新陳代謝の激しい状況にある。最近の動きを見ても、特長を打ち出しにくい総合居酒屋に代わって、料理に専門性を高めた新業態が人気を集める傾向がみられたが、足元ではさらに客単価の低い業態の台頭が目立っている。同業他社には、コロワイド<7616>、チムニー<3178>、ダイヤモンドダイニング<3073>、エー・ピーカンパニー<3175>、鳥貴族<3193> などがある。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田 郁夫)

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情報提供元:FISCO
記事名:「SFPダイ Research Memo(5):厳しい業界環境の中で足元では客単価の低い業態が台頭