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ビューティ花壇 Research Memo(3):主力の生花祭壇のほか、生花卸売やブライダル装花を含めた生花事業を展開


■会社概要

2. 事業概要
ビューティ花壇<3041>の事業は、葬儀関連会社に対して、生花祭壇や供花等を提供する「生花祭壇事業」、子会社で展開する生花祭壇部門の仕入れ及び葬儀関連会社や小売店へ生花を販売する「生花卸売事業」を中心として、同じく、子会社で展開する「ブライダル装花事業」、「その他の事業(システム開発事業等)」などで構成されている。

a) 「生花祭壇事業」
「生花祭壇事業」は、売上高の52.7%、営業利益(調整前) の62.4%を占める(2016年6月期)。葬儀関連会社に対して、生花祭壇や供花等の制作から、その設営までを含めたサービスの提供を行っている。営業拠点は、熊本、福岡、東京、埼玉、神奈川、宮城、大阪、長野に加えて、2016年9月1日には成長が期待でき、物流面での効率が良い成田営業所(千葉県)を開設した。生花祭壇の受注件数は年間21,120件。地域別構成比では、関東が43.0%※と大きく、九州が27.3%、東北16.1%、関西13.6%となっている(2016年6月期連結ベース)。

※長野支店は関東に含めて表示。

b) 「生花卸売事業」
「生花卸売事業」は、売上高の29.4%、営業利益(調整前) の24.0%を構成しているが、社内売上分(生花祭壇、ブライダル装花事業向け売上高)を含めた売上高構成比で見ると39.3%と高くなる(2016年6 月期)。中間業者や卸売市場、仲卸市場、仲卸・小売業者など複数の段階を経ずに、国内外の生産者から直接仕入れる独自の調達ルートにより、自社の生花祭壇事業やブライダル装花事業を含め、全国の葬儀関連会社や生花小売店へ卸販売している。

また、2013年10月に子会社化したマイ・サクセスとのシナジー創出による原価低減にも注力しており、生花輸入業務の移管及び一本化することによるボリュームディスカウント(通関コスト等)の享受のほか、産地との交渉力向上や販売チャネルの拡充などで連携強化を進めている。ただ、シナジー創出を追求する過程において、抜本的な物流改革に向けた事業再編(産地との旧来型の取引慣行等の見直し)に着手したことから業績は一旦後退する形となっている。同事業は、2016年7月1日よりマイ・サクセスへ承継している。

c) 「ブライダル装花事業」
「ブライダル装花事業」は、売上高の8.5%、営業利益(調整前)の12.4%を構成する(2016年6月期)。主に結婚式場(ホテルや専門式場のほか、ゲストハウスやレストランウェディングを含む)に対して、卓上花やブーケ等の婚礼における生花商品を制作し、その設営までを含めたサービスの提供を行っており、子会社のOne Flowerで展開している。熊本県を中心とした九州エリア、東京都を中心とした関東エリアを主要基盤としているが、2013年1月には事業譲受けによる拠点の新設(兵庫県芦屋市・栃木県小山市)を行い、事業拡大を図った。また、2015年6月期においても、東京都江東区(豊洲ワークスタジオ) や福岡県福岡市(2016 年6 月1 日にフランネリカ姪浜)、神奈川県横須賀市の葉山エリアに新規拠点を開設するとともに、銀座、葉山の提携式場(ゲストハウスウェディング)が稼働を開始した。今後も、各エリアの同社グループ拠点をベースとしたエリア展開を目指しており、特に市場規模が大きく、かつ成長の期待できる大都市圏(東京・大阪)に注力する方針である。

d) 「その他の事業」
「その他の事業」は、2012年4月に子会社化したSHFが展開するシステム開発や、2012年12月に設立した(株)セレモニーサービスによる冠婚葬祭コンサルタント事業、2015 年6 月に子会社化したキャリアライフサポートによる就労継続支援事業のほか、不動産管理などで構成される※。なお、SHF は葬儀関連会社に対する基幹システムの提供を行うとともに、名札書きシステム及びモバイル端末を用いた電子カタログや簡易見積りシステム、建築業者向けCAD システムなどの開発を行っている。

※セレモニースタッフの人材派遣サービスを展開するビンクについては、2017年1月31日に保有株式の株式譲渡により非連結化。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田 郁夫)



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