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三井化学 Research Memo(7):17/3期2Qは、利益面で上方修正予想に対し上振れて着地


■業績動向

(1) 2017年3月期第2四半期決算

三井化学<4183>の2017年3月期第2四半期決算は、売上高568,727百万円(前年同期比19.7%減)、営業利益45,368百万円(同9.6%増)、経常利益41,902百万円(同1.7%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益27,767百万円(同2.4%減)と減収ながら営業利益、経常利益は増益で着地した。同社は第1四半期決算時点で第2四半期及び通期の業績見通しを上方修正していたが、第2四半期決算は修正予想に対して利益面ではさらに上振れた。

モビリティ事業は前年同期比で減収減益となった。サブセグメントであるエラストマー、機能性コンパウンド、機能性ポリマー、PPコンパウンドはいずれも需要は堅調で、数量的には伸長した。しかし円高の影響に加え、エラストマーやPPコンパウンドで交易条件が悪化し、減益となった。

ヘルスケア事業は減収ながら微増益となった。ビジョンケア材料は堅調な販売を示したが不織布は中国で流通在庫の調整があったために、販売が伸び悩んだ。歯科材料は、需要自体は堅調な状況が続いたが、2016年3月期における子会社の決算期変更の影響で販売数量が減少した。利益面では、のれん償却費等の固定費が減少したため増益となった。

フード&パッケージング事業は減収・微増益で着地した。コーティング・機能材や機能性フィルム・シートは需要が堅調で販売数量が伸びたほか交易条件の改善も見られた。しかしながら農薬の販売数量が減少し、輸出では円高影響を受けたため、増益幅が縮小した。

基盤素材事業は大幅減収ながらも利益は大幅増益となった。石油化学では、ナフサクラッカーが高稼働率をキープし、国内のポリオレフィンの需要も堅調だったことから交易条件が改善した。フェノール、ポリウレタン、高純度テレフタル酸の各事業も事業構造改善の効果が発現しつつあり、収益の底上げに寄与した。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之)



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