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米国株高や円高一服を受けて買い戻しの動き強まる【クロージング】


*16:16JST 米国株高や円高一服を受けて買い戻しの動き強まる【クロージング】 15日の日経平均は反発。284.30円高の32970.55円(出来高概算20億4000万株)で取引を終えた。前日の米国市場で主要株価指数が上昇したことから、値がさハイテク株などを中心に買いが先行。日経平均は前場終盤にかけて、33122.33円まで上げ幅を広げた。また、前日に一時1ドル=140円台後半まで円高が進んだ為替相場が一服していることもあり、輸出関連株にも見直し買いが入ったことも相場を支えた。ただ、日経平均はここ数日、25日線水準を上抜けず、本日も上値の重さが意識された。

東証プライムの騰落銘柄は、値上がり銘柄が950を超え、全体の過半数を占めた。セクター別では、海運、鉄鋼、鉱業、非鉄金属、機械など21業種が上昇。一方、水産農林、保険、銀行、電気ガス、食料品、医薬品など12業種が下落した。指数インパクトの大きいところでは、アドバンテス<6857>、信越化<4063>、東エレク<8035>、ソフトバンクG<9984>が堅調だった半面、KDDI<9433>、レーザーテック<6920>、アステラス薬<4503>、キッコーマン<2801>が軟化した。

前日の米国市場は24年の利下げ観測を背景に長期金利が低下。SOX指数は2.7%の上昇となった。これを受け、東京市場でも半導体関連株など値がさ株を中心に値を上げる銘柄が目立ち、日経平均の上げ幅は一時400円を超えた。また、円相場が一時1ドル=142円台半ばまで進んだ円安も支援材料となり、自動車関連株などにも資金が向かった。ただ、33100円台に近付くと上値の重さが意識されたほか、週末の持ち高調整の動きもあって、こう着感が強まった。

来週18、19日には、日銀の金融政策決定会合を控える。日銀の政策修正への思惑がくすぶるなか、植田和男総裁がどのような発言をするのか見極めたいと考える投資家は多く、決定会合を無事に通過するまでは、様子見姿勢が強まりそうだ。また、日銀会合を受けて、為替相場が再び円高圧力を強めてくるのか、それとも円安方向に戻るのかどうかに注目する向きが多い。

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