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欧米為替見通し:「ドル・円は上げ渋りか、150円台に浮上も高値圏で売り」


*17:25JST 欧米為替見通し:「ドル・円は上げ渋りか、150円台に浮上も高値圏で売り」 19日の欧米外為市場では、ドル・円は上げ渋る展開を予想する。堅調な米経済指標や連邦準備制度理事会(FRB)当局者のタカ派的見解で、ドルは150円突破の可能性があろう。ただ、ドルは大台付近での売りが見込まれ、引き続き上値は重そうだ。

前日発表された米国の住宅着工件数は予想を下回ったものの前回よりも堅調で、金融引き締め政策を後押し。長期金利の一段高でドル高に振れるとユーロ・ドルは1.0520ドル台に沈み、ドル・円は149円90銭付近に浮上した。一方、中東情勢の不安定化でリスク回避ムードが強まり、スイスフランを除きクロス円は弱含んだ。本日アジア市場はおおむねその流れが続き、ドル・円は安全通貨どうしで小動きとなった。

この後の海外市場はドル・円の値動きに注目。米国経済は高金利下でも力強さを維持しており、今晩のフィラデルフィア連銀製造業景気指数が予想通り改善すれば金利高・ドル高を支える。パウエルFRB議長の引き締めに前向きな姿勢はドル買いの支援材料。半面、日銀の緩和修正に向けた取り組みが材料視されれば円売りは後退し、ドルの重石に。ドルは150円台に浮上しても、日本の為替介入への警戒が上値を抑えるとみる。

【今日の欧米市場の予定】
・17:00 ユーロ圏・8月経常収支(7月:+209億ユーロ)
・21:30 米・先週分新規失業保険申請件数(予想:21.0万件、前回:20.9万件)
・21:30 米・10月フィラデルフィア連銀製造業景況指数(予想:-6.9、9月:-13.5)
・22:00 ジェファーソン米FRB理事歓迎あいさつ(FRB中銀会議)
・23:00 米・9月中古住宅販売件数(予想:389万戸、8月:404万戸)
・23:00 米・9月景気先行指数(前月比予想:-0.4%、8月:-0.4%)
・01:00 パウエル米FRB議長講演(NY経済クラブ)
・02:20 グールズビー米シカゴ連銀総裁質疑応答
・02:30 バー米FRB副議長(銀行監督担当)講演(ストレステスト関連)
・05:00 ボスティック米アトランタ連銀総裁講演
・06:30 ハーカー米フィラデルフィア連銀総裁講演(経済見通し)
・07:40 ローガン米ダラス連銀総裁講演(ニューヨーク大学)


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