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米株高を映して買い戻しの動きが強まる【クロージング】


*16:03JST 米株高を映して買い戻しの動きが強まる【クロージング】 13日の日経平均は反発。475.40円高の32419.33円(出来高概算11億9000万株)で取引を終えた。前日の米国市場でハイテク株中心に上昇した流れを背景に、このところ下げのきつかった半導体関連株中心に値がさ株に値を上げるものが目立ち、日経平均は買い先行で始まった。寄り付き直後に軟化する場面も見られたが、その後はファンドなど短期筋の先物買いも呼び込み、一時32484.40円まで上げ幅を広げた。

東証プライムの騰落銘柄は、値上がり銘柄が1100に迫り、全体の6割近くを占めた。セクター別では、サービス、電気機器、精密機器、医薬品など23業種が上昇。一方、水産農林、保険、空運、繊維製品など10業種が下落した。指数インパクトの大きいところでは、ファーストリテ<9983>、アドバンテス<6857>、ソフトバンクG<9984>、東エレク<8035>が堅調だった半面、アステラス薬<4503>、花王<4452>、ブリヂストン<5108>、SUBARU<7270>が軟化した。

前日の米国市場は、6月の消費者物価指数(CPI)が市場予想以上の減速を示したため、7月の米連邦公開市場委員会(FOMC)での利上げが最後になるとの見方が強まり、主要株価指数は続伸。なかでもSOX指数が1.86%高と大きく上昇したため、値がさハイテク株を中心に値を上げる銘柄が目立ち、日経平均の上げ幅は一時500円を超えた。また、日銀の政策修正への思惑から、円相場が一時1ドル=138円台割れ目前に迫る円高となったことから輸出関連株一角に上値の重い銘柄が目立ったが、その後、138円台後半まで値を戻すなど急激な円高進行が一服したことも買い安心感を誘う要因の一つになった。

前日の米CPIを受けて、7月FOMCが最後の利上げになるとの期待は高まっているが、インフレとの闘いがまだまだ長引くという見方も依然として残っており、引き続き警戒が必要だろう。米国では今夜、6月の卸売物価指数(PPI)の発表を控える。米国のインフレがさらに鈍化すれば、米国株高を通じて日本株の再上昇も期待されるだろう。また、ウォラー米連邦準備制度理事会(FRB)理事の講演も予定されている。景気見通しに関する講演で、追加利上げについて、どこまで踏み込んだ発言が出てくるのかにも投資家の関心が集まりそうだ。



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