東京為替：ドル・円は切り返し、夕方の米金利高で

*17:09JST 東京為替：ドル・円は切り返し、夕方の米金利高で
29日の東京市場でドル・円は切り返し。ドルの利益確定売りが先行し、午前中に一時144円13銭まで値を下げた。日本の為替介入に警戒も。ただ、日米金利差を意識した取引でドルは値を戻す展開に。夕方にかけて米金利が緩やかに上昇し、ドルは144円69銭台に切り上げた。

・ユーロ・円は157円25銭から157円91銭まで上昇。
・ユーロ・ドルは1.0881ドルから1.0920ドルまで値を上げた。

・17時時点：ドル・円144円30-40銭、ユーロ・円157円50-60銭
・日経平均株価：始値33,306.84円、高値33,527.98円、安値33,185.20円、終値33,234.14円（前日比40.15円高）

【要人発言】
・パウエル米連邦準備制度理事会（FRB)議長
「理事会の大半が年末にまで2回かそれ以上の利上げを予想している」
「インフレ率は目標を大幅に上回っている」
「引き締め効果が十分に発揮されるには時間がかかる」
「インフレ率が2％に戻るプロセス、まだ道のりは長い」
・鈴木財務相
「より緊張感をもって市場の動きをみている」
「行き過ぎた動きがあるなら必要な対応を取る考えに変更はない」
・デコス・スペイン中銀総裁
「下期のECBの金利の行方に言及するのは時期尚早」

【経済指標】
・豪・5月小売売上高：前月比+0.7％（予想：+0.1％、4月：0.0％）


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