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欧米為替見通し:ドル・円は底堅い値動きか、米金利高や年末需要でドル買い継続


29日の欧米外為市場では、ドル・円は底堅い値動きを予想する。日銀による緩和政策修正への思惑は根強く、円買い圧力がかかりやすい。ただ、米連邦準備制度理事会(FRB)による引き締め観測や年末に向けた需要により、ドルは下げづらいだろう。

前日の取引で米10年債利回りの上昇を受け、ドル買い優勢の展開に。ユーロ・ドルは1.0670ドル台から1.0610ドル台に失速し、ドル・円は133円40銭付近から134円50銭付近に強含んだ。クロス円は下押しされながらも、ドル・円がサポート。本日アジア市場は米金利の反落でドル売りに転じ、ユーロ・ドルは底堅く推移。ドル・円は日経平均株価の大幅安で日本株安を嫌気した円買いが強まり、133円半ばに下げる場面もあった。

この後の海外市場は年末年始の休暇を控え、薄商いが予想される。日銀の緩和修正観測による円買いが主要通貨を下押ししよう。一方、FRBは年明け以降も金融引き締めを継続するとの見方から、金利高・ドル高の地合いに変わりはない。今晩発表の米新規失業保険申請件数は前回より弱い内容が予想され、景気減速を懸念したドル売りは根強い。半面、中国でのコロナまん延が深刻化するなか、年末の有事を回避しようとドル買い需要が続く。

【今日の欧米市場の予定】
・18:00 ユーロ圏・11月マネーサプライM3(前年比予想:+5.0%、10月:+5.1%)
・18:00 欧州中央銀行(ECB)経済報告
・22:30 米・先週分新規失業保険申請件数(予想:22.5万件、前回:21.6万件)
・03:00 米財務省・7年債入札

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