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米国株見通し:下げ渋りか、明日のCPIを見極め


(13時50分現在)

S&P500先物      4,113.20(-2.6)
ナスダック100先物  12,599.10(-16.0)


米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は小幅安、NYダウ先物は10ドル安。NY原油先物(WTI)は強含み、本日の米株式市場は売り先行となりそうだ。


8日の主要3指数は反落。序盤は前日終値付近でもみ合ったが、その後は下げ幅を拡大し、ダウは269ドル安の32910ドルで取引を終えた。経済協力開発機構(OECD)は世界銀行に続き世界経済見通しを大幅に下方修正し、ウクライナ戦争による景気減速懸念が強まった。インフレ高進のピークアウトが期待される一方、連邦準備制度理事会(FRB)による引き締めへの警戒感から長期金利は上昇に向かい、幅広い売りが指数を押し下げた。


本日は下げ渋りか。欧州中銀(ECB)は今晩開催の理事会で早期利上げを示唆するとみられ、主要国の引き締めを嫌気した売りが先行しそうだ。また、WTIは1バレル=120ドル台に強含んでおり、高インフレの景気への影響に懸念が強まるだろう。ただ、明日発表の消費者物価指数(CPI)は前年比+8.3%と前月から横ばいだが、コア指数は同+5.9%と前月の同+6.2%から伸びは鈍化の見通し。インフレ一服を見極めようと、過度な売りを弱める要因に。


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