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注目銘柄ダイジェスト(前場):KaizenPF、共立メンテ、エアトリなど


ローソン<2651>>:4440円(-50円)
続落。22年2月期経常利益が前期比3割増の480億円前後になったとの観測報道が伝わっている。従来予想は470億円であった。新型コロナウイルスの影響が一服したことで、チケット販売などのエンタテインメント関連事業の損益が改善。海外コンビニ事業や成城石井の売上伸長、雇用調整助成金なども利益を押し上げたようだ。ただ、コンセンサスとの比較では想定線、23年2月期は原材料高などの影響が不透明との見方も継続。


エアトリ<6191>>:3085円(-290円)
大幅反落。前日に厚生労働省では新型コロナウイルスの感染状況を分析する専門家会合を開催、新規感染者数の増加に伴い「療養者数も増加傾向に転じている」と分析している。一部の専門家では会合後に、すでに第7波が始まっているとの見方も示していると伝わっている。リオープニング関連として期待が高まってきた同社などの旅行関連株には、不透明感が改めて強まる状況にもなっているもよう。


共立メンテ<9616>>:4415円(-425円)
大幅反落。SMBC日興証券では投資判断を「1」から「2」に格下げ、目標株価も4800円から4600円に引き下げている。国内の人流回復による業績回復期待を一定程度織り込んだと判断のもよう。全社業績がコロナ前並みに戻るには、インバウンド回復による需給の改善が必要となるが、そのタイミングはまだ先と考えているようだ。コロナ前の20年3月期営業利益112億円に対して、23年3月期は56億円を予想。


ビックカメラ<3048>>:1134円(+46円)
大幅続伸。前日に業績予想の上方修正を発表、上半期営業利益は従来の50億円から94.3億円、前年同期比8.0%減に、通期では157億円から178億円、前期比2.3%減に引き上げている。通期予想は市場コンセンサスを10億円程度上振れる水準に。郊外型のコジマにおいて売上高が想定以上に好調に推移のもよう。第1四半期が4割超の減益であったこと、巣ごもり需要の反動懸念が強かったことで、想定比上振れの上方修正にポジティブな反応。


ベルシス24<6183>>:1496円(+83円)
大幅続伸。前日に22年2月期の決算を発表、営業利益は132億円で前期比12.2%増益、従来計画の122億円を上回っている。約5億円の減損を計上しているものの、コンセンサス水準での着地に。また、23年2月期は140億円で同5.8%増益の見通しとしている。コロナ関連業務の反動減が警戒視されていた中、増益ガイダンスを受けた安心感が先行する形になっているもよう。


エッジテクノロジ<4268>>:1107円(-97円)
大幅に続落。東証が7日から信用取引に関する規制措置を強化し、取引が圧迫されるとの見方から嫌気されている。新規の売付及び買付に係る委託保証金率が70%以上(うち現金40%以上)となった。日証金も増担保金徴収措置を実施し、貸借担保金率を70%(うち現金担保分40%)に変更している。エッジテクノロジー株は3月30日に上場来高値を付けた後は荒い値動きが続いており、短期筋の値幅取りの売りも出ているようだ。


KaizenPF<4170>>:627円(-103円)
大幅に3日ぶり反落。東証が7日から信用取引に関する規制措置を強化し、売り材料視されている。新規の売付及び買付に係る委託保証金率が50%以上(うち現金20%以上)に引き上げられた。日証金も増担保金徴収措置を実施し、貸借担保金率を50%(うち現金担保分20%)とした。規制強化が嫌気されているほか、前日にストップ高を付けるなど株価が短期間に急騰したため、高値警戒感も広がっているようだ。


ステムリム<4599>>:782円(-9円)
朝高後、マイナス転換。資生堂<4911>及び大阪大学大学院医学系研究科と21年2月15日に締結した三者間共同研究契約を延長したと発表している。同研究では皮膚の抗加齢に焦点を当てたメカニズムの解明などを目指しているが、これまでの共同研究で皮膚の老化に関する幹細胞の変化について一定の研究成果を得られたため、契約を延長して新たな医薬品・化粧品の創出に向けた研究を進めるとしている。 <ST>
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