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前場に注目すべき3つのポイント~個人主体の中小型株物色が中心になりやすい~


13日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。

■株式見通し:個人主体の中小型株物色が中心になりやすい
■リクルートHD、22/3営業利益2700~3400億円に上方修正、コンセンサス上回る
■前場の注目材料:新報国製鉄、プレス金型合金、CFRP部品、コスト減


■個人主体の中小型株物色が中心になりやすい

13日の日本株市場は、こう着感の強い相場展開が見込まれる。12日の米国市場ではNYダウが14ドル高だった。7月生産者物価(PPI)の伸びが予想を上回り、インフレ高進への脅威から売りが先行した。ただし、週次新規失業保険申請件数が3週連続で減少したことを好感した買いも目立ち、上昇に転じている。シカゴ日経225先物清算値は大阪比35円高の28055円。円相場は1ドル110円40銭台で推移している。

シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、やや買い先行で始まることが見込まれる。米国ではハイテク株の一角が買われており、ナスダックが3日ぶりに反発したことも手掛かりになりそうだ。ただし、新型コロナウイルス変異株(デルタ株)の感染が拡大視する中、経済活動の正常化が遅れるとの懸念がくすぶるなか、積極的な売買は手控えられやすい。

また、足元で半導体株の弱い値動きが目立っており、米国ではマイクロンテクノロジーがアナリストによる格下げが嫌気され、6%を超える下落の影響からSOX指数は下落している。東京市場においても、連日で東エレク<8035>、アドバンテスト<6857>が日経平均の重荷となるなど、引き続き半導体株の動向を見極める必要がありそうだ。

日経平均は5日、25日線が支持線として意識されており、同線が位置する28000円水準での底堅さは見られそうである。米国市場の上昇の流れからSQ値が高くなる可能性があり、これが心理的な抵抗になる可能性はあるものの、下値の堅さが見られることで売り仕掛けづらくさせそうだ。基本的は28000円からの売り仕掛けに対しては押し目狙いに。

物色の流れとしては指数インパクトの大きい値がさ株の動向を睨みつつ、バリューシフトといったところか。また、決算を手掛かりとした物色では、個人主体の売買により大きく動意付く銘柄が目立っている。お盆休みに入ることもあり、個人主体の中小型株物色が中心になりやすいだろう。


■リクルートHD、22/3営業利益2700~3400億円に上方修正、コンセンサス上回る

リクルートHD<6098>は2022年3月期業績予想の修正を発表。営業利益は1800~2450億円のレンジから2700~3400億円のレンジに上方修正している。コンセンサス(2350億円程度)を上回る。HRテクノロジー事業の第1四半期は、米国市場における採用競争の過熱感が想定以上に高まり、期初想定を上回る増収増益に。また、人材派遣事業では特に欧州のEコマースに関する物流分野や、コロナ禍における医療分野での人材需要の高まりが継続した。


■前場の注目材料

・NYダウは上昇(35499.85、+14.88)
・シカゴ日経先物は上昇(28055、大阪比+35)
・ナスダック総合指数は上昇(14816.26、+51.13)
・1ドル110円40-50銭
・VIX指数は低下(15.59、-0.47)
・海外コロナワクチン接種の進展
・日銀は金融緩和を長期化
・株価急落時の日銀ETF買い


・新報国製鉄<5542>プレス金型合金、CFRP部品、コスト減
・パナソニック<6752>ブラジルTV生産から撤退、固定費削減
・天龍製鋸<5945>中国・タイで住宅資材用チップソー増産、投資16億円
・東芝<6502>年内に臨時株主総会、取締役議長、選定急ぐ
・シャープ<6753>会長兼CEOの戴氏、来年で退任の意向
・丸紅<8002>太陽光廃パネル、多孔質ガラスに加工、畜産用脱臭装置・イチゴ栽培向け
・三菱商事<8058>三菱商事・三井物産など、ENEOSに水素供給、ブルネイで製造
・トヨタ<7203>レースで“仲間づくり”、エンジン起点「水素活用網」拡大
・三菱ケミHD<4188>生分解性コップ堆肥化、野菜栽培に活用


☆前場のイベントスケジュール

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