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NY株式:NYダウ160ドル高、 FRBのインフレ目標変更で低金利の長期化期待強まる


米国株式相場はまちまち。ダウ平均は160.35ドル高の28492.27ドル、ナスダックは39.72ポイント安の11625.34ポイントで取引を終了した。注目されたパウエルFRB議長の講演ではインフレ目標変更で物価2%超も容認する新指針が発表され、長期にわたる低金利維持の思惑がさらに強まり、大きく上昇して寄り付いた。その後、一時伸び悩む局面もあったが、トランプ政権がアボットが開発したウイルス検査キットを1.5億個購入すると発表、ウイルス検査の拡大期待が強まり、引けにかけて再び上昇幅を拡大する展開となった。一方、ハイテク株は利益確定売りにおされた。セクター別では食・生活必需品小売りや銀行が上昇した一方で、メディア娯楽が売られた。

米医療機器大手アボット・ラボラトリーズ(ABT)は、同社開発の新型コロナウイルスの検査キットが米食品医薬品局(FDA)の緊急承認を得たと発表し急伸。小売り大手ウォルマート(WMT)はソフトウエアのマイクロソフト(MSFT)と中国の動画投稿アプリ、ティックトック米国事業の共同買収を目指す計画を発表し、両社とも上昇。一方で、同社買収の検討が報じられていたオラクル(ORCL)は下落した。台所・家庭用品小売のウィリアムソノマ(WSM)は、決算が予想を上回ったものの見通しを示さず下落した。

追加財政策を巡りトランプ政権は規模を縮小し、失業者や中小企業を支援する5000億ドル規模の案を提示したものの、民主党のペロシ下院議長は共和党案には屈しないとしており、合意にいたる兆候はまだ見られない。

Horiko Capital Management LLC



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