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センチメント改善で買い戻しの流れが一段と強まる可能性【クロージング】


20日の日経平均は4営業日続伸。161.70円高の20595.15円(出来高概算12億1000万株)で取引を終えた。終値ベースで20500円を上回ったのは3月6日以来。ウイルス薬を巡るネガティブ報道を嫌気した米国市場の下落影響が警戒されたが、市場への影響は限定的となっており、反対に売り方の買い戻しとみられる商いが、日経平均を押し上げる相場展開となった。

東証1部の騰落銘柄は、値上がり数が1300を超えており、全体の6割を占めている。セクターでは、非鉄金属の上昇率が3%を超えたほか、石油石炭、建設、空運、医薬品、陸運、その他金融が堅調。半面、銀行、パルプ、輸送用機器、保険が小安い。指数インパクトの大きいところでは、ファーストリテ<9983>、中外薬<4519>、東エレク<8035>、エムスリー<2413>、アドバンテスト<6857>がけん引。

日経平均は寄り付き水準を安値に底堅い相場展開となり、後場に入ると一時20684.46円まで上げ幅を広げる局面もみられた。テクニカル面では75日線を上回っての推移が続いていたほか、一目均衡表では雲を上回っての推移が続くなど、センチメントを明るくさせている。

出来高は依然として低水準ではあるが、下値の堅さが意識される中ではショートポジションは積み上がりづらく、反対にショートカバーの流れに向かわせているようである。マザーズ指数は節目の900Ptを突破してきたことも、物色意欲の強さが窺える状況であろう。新型コロナに関する報道や米中の要人発言など、楽観視な見方は出来ないだろうが、日経平均が2万円固めからのリバウンド基調が強まってくる局面においては、売り込まれていたセクターや銘柄への買い戻しの流れが一段と強まる可能性はありそうだ。




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