24日のドル・円は東京市場では111円35銭から110円09銭まで下落。欧米市場でドルは110円30銭まで下落した後、111円71銭まで上昇し、111円25銭で取引終了。

本日25日のドル・円は、主に111円台前半で推移か。米議会で2兆ドル規模の経済支援策はまもなく合意されるとみられており、目先的にリスク回避の円買いは抑制される可能性がある。

24日の米国株式は大幅高となった。米連邦準備制度理事会(FRB)による無制限の量的緩和策や米国の大規模な経済対策への期待が広がっていることが株高の原動力となったが、将来的にインフレ進行の可能性があるとの見方も出ており、金先物も大幅高となった。市場関係者の間では、米国株式の早期安定化への期待が広がっているが、ウイルス感染の拡大に対する警戒感は消えていないことから、米国株式が再び乱高下する可能性は残されているとみられる。

為替については、「米国政府による大規模経済対策への期待でドル高・円安が進行する」との声が聞かれているが、ドル資金不足はある程度解消されていること、無制限量的緩和策はドル安要因との見方が出ていることから、一部では「ドル・円が112円をしっかりと超えて一段高となるような相場展開にはならない」との意見も聞かれている。米長期金利の上昇は当面抑制される可能性は高いとみられていることから、ドル・円については110円を挟んだ水準で推移する可能性もあるとみられる。


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情報提供元:FISCO
記事名:「今日の為替市場ポイント:米経済支援策への期待でリスク回避の円買い抑制も