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FP川畑明美:株価暴落時にまずやっておきたいこと【FISCOソーシャルレポーター】


以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家FP川畑明美氏(ブログ「たった6年で2,000万円貯めた確実な方法」を運営)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。

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※2020年3月13日13時に執筆

こんにちは、川畑です!私が投資の勉強を始めたのは、子どもが「中学受験をしたい」と言ったことがきっかけです。学費を調べてみると、とても貯金だけの貯蓄では間に合わないと感じ、金融商品の勉強を始めました。そして、たった6年で2,000万円とアパート1棟持つことができました!!!

是非、「お金を働かせる」方法を皆さんにも知ってほしいと思っています。今日は「株価暴落時にまずやっておきたいこと」について解説します。

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連日新型コロナウィルスの報道が流れ不安な思いをしている個人投資家の方も多いと思います。私たち人間は、保有している資産が上がっていく時よりもマイナスになって損失を抱える方がとても気になる傾向があります。

マスコミのニュースを見ても同じですね。お祝いのニュースもありますが、ネガティブなニュースの方が視聴率も良いので、悲観的なニュースほど、多く報道されます。

新型コロナウィルスの報道も、そこを割り引いて見るようにしてくださいね。冷静に考えるということです。

特に株式市場は、連日大幅な値下がりです。投資家のあなたは、日経平均が2万円台の頃は、株をナンピン買い(買った株が下がったとき、さらに買い増すこと)しようとしていたのに2万円を割り込んだら恐くなって売却したく思ったのでは、ないでしょうか?

恐くなって投げ売する前に、視点を広げて考えてみるのはどうでしょうか。マスコミの悲観的な報道の視点でいると「なんとなく落ち込む」「先行きが不安」「仕事がなくなったらどうしよう」等と考えてしまい、かなり嫌な気持ちになってしまうのではないでしょうか?

そう感じたら、視点を俯瞰してみてくださいね。

例えば、今回のことがキッカケでリモートワークが進んだら?家で仕事ができるので、無駄な通勤時間がなくなります。もっと広げ考えてみると、人の移動が少なくなり排気ガスも減っているかもしれない。さらに広げると、海外の航空便が少なくなっているので地球規模から見たら、温暖化防止になっているでは?

そんなふうに思えたら、ゆとりがでてきます。そして今できることを淡々とやってみてくださいね。例えば、今後の投資方針を2パターンくらい考えておくと宜しいかと思います。

悪い方向に向くシナリオと良い方向に向くシナリオです。まず、悪い方向へ向くシナリオの場合は、現金の比率を高くすることです。預貯金は、増えないですが元本保証なので減ることはありません。新型コロナウィルスがキッカケで景気後退が進むと考えるのでしたら預貯金の比率を高めておくことです。

良い方向に向くシナリオでは、ウィルスが終息して株価が戻ると考えます。その場合は、株式の保有比率もある程度残しておくことです。

どちらを多めに採用するのかは、あなた自身が決めないといけませんが、余裕資金が少ない方は、悲観シナリオを選ぶことをお勧めします。

また、どちらのシナリオを選ぶにしても今やることは、現在価格で家計にある資産がどのくらいなのか?近い将来に使う資金は、いくらくらいなのか?収入からどのくらい、支出に使っているのか?それを明確にすることです。

具体的には、家計にある資産を現在価格で書き出して『資産表』を作ること。また、5年以内に使うお金を洗い出して『ライフイベント表』を作ること。さらに、家計の『年間の収支』を作っておくことです。

書き出してみれば、案外、預貯金だけで足りているかもしれません。株や投資信託が、下がっていても、なんとかなることが分かれば、売り急ぐ必要はありません。


それでは、また次回の記事をお楽しみに!


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執筆者名:FP川畑明美
ブログ名:たった6年で2,000万円貯めた確実な方法






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