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マザーズ先物概況:大幅反発、東証1部がこう着感強めるなか、中小型株に物色むかう


4日のマザーズ先物は前日比23.0pt高の735.0ptとなった。なお、高値741.0pt、安値は698.0pt、取引高6033枚。本日のマザーズ先物は、幕間繋ぎ的な形で入った物色から大幅反発した。前日の米国市場では、米連邦準備制度理事会(FRB)が0.5%の緊急利下げを実施し、これを好感する形で一時上昇する局面があったが、新型コロナウィルスの問題解決は金融政策だけでは不十分との見方や、緊急利下げが投資家に逆に脅威を与えた面もあり、結局、大きく下落に転じた。こうした背景に加えて、ドル円相場も円高に進んでいたことから、日経平均は200円近く下げて始まった。こうした中、個人投資家の買い意欲は中小型株が集まるマザーズ銘柄に向かう展開に。また、米メディアが複数の州で中道派のジョー・バイデン前副大統領の勝利が確実になったと伝えたことをきっかけに、日経平均が上昇に転じる場面があると、個人投資家センチメントは更に向上し、マザーズ先物は堅調に推移した。結局、サンバイオ<4592>やラクス<3923>、TKP<3479>といった時価総額上位銘柄なども大きく上昇する形で、マザーズ先物は、前日日中取引の終値比で3%超と上伸した。


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