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中小型株メインの相場展開【クロージング】


27日の日経平均は反落。87.20円安の23837.72円(出来高概算8億2000万株)で取引を終えた。クリスマス明けの米国市場の上昇の流れから買いが先行したが、寄り付き直後に付けた23967.18円が高値となり、その後はリバランス中心の商いから大引けにかけて弱含む格好となった。もっとも、参加者が限られている中であり、基本的には方向感の出難いこう着相場となった。

東証1部の騰落銘柄は値上がり数が1400を超えており、全体の6割を超えている。セクターでは海運、銀行、証券、電力ガス、その他金融、鉄鋼がしっかり。半面、ゴム製品、鉱業、食料品、ガラス土石、医薬品が小安い。指数インパクトの大きいところでは、ソフトバンクG<9984>、アドバンテスト<6857>が堅調。一方で、ファーストリテ<9983>、TDK<6762>が冴えない。

日経平均は結果的には安値引けではあるが、出来高が8億株台、売買代金が1.4兆円程度にとどまっていることからみても、市場参加者が限られている状況である。クリスマス明けで海外勢の資金流入も期待されていたが、週末要因もあって規模は限られていたようである。また、セクターや指数インパクトの大きいところの騰落をみても、リバランス中心といったところであろう。

とはいえ、こう着の中でも個人主体の売買は活発であり、マザーズ、JASDAQは上昇している。センチメントは良好であり、大納会においても、中小型株での活発な取引が意識されやすいだろう。日経平均は昨年高値近辺でのこう着が続いているが、長期チャートでは今回の上昇を含めると、トリプルトップ形状が意識されやすいところでもあり、明確に突破してくるまでは積極的な上値追いは期待しづらい。そのため、しばらくは中小型株メインの相場展開になろう。



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