本日のマザーズ先物は、外部環境の悪化を映して、売りが先行してスタートしそうだ。前日の米国市場は、米国の香港人権・民主主義法の成立に対して、中国側が報復措置を発表したことで、米中通商協議への警戒感が高まったほか、低調な経済指標を背景とした米景気の減速懸念も投資家心理を冷やし、NYダウなど主要株価指数は続落した。円相場も1ドル=108円台後半まで円高が進み、シカゴの日経225先物は大幅に下落しており、市場では「リスク回避の流れが波及する」とみている。マザーズ先物は先月中旬から、出遅れ感などから買いが先行し、前日まで7.67%も上昇した。短期的な相場上昇の反動もあって、利食い売り圧力が強まると想定される。ただ、個人投資家の中小型株物色の動きが継続すれば、マザーズ先物への押し目買いも想定され、下げは限定的にとどまる可能性もある。一方、指数寄与度の高い時価総額上位銘柄などが大きく値を崩せば、ヘッジ売りが増加することも懸念される。上値のメドは900.0pt、下値のメドは885.0ptとする。 <FA>

情報提供元:FISCO
記事名:「マザーズ先物見通し:外部環境の悪化を背景に売り先行か