13日のドル・円相場は、東京市場では108円51銭から108円17銭まで反落。欧米市場でドルは108円54銭まで買われた後に108円25銭まで反落し、108円39銭で取引を終えた。

本日14日のドル・円は108円台で推移か。中東地域における地政学的リスクの高まりや米長期金利の伸び悩みを意識して、リスク選好的なドル買い・円売りはやや抑制される可能性がある。

中東のホルムズ海峡近くで13日、タンカーなどが攻撃されたことについて、ポンペオ米国務長官は、「オマーン湾における攻撃の責任は、イランにあるとの判断を下した」と述べた。ただ、共同通信の報道によるとイランのハビブ国連次席大使は13日、「イラン沖のタンカー攻撃への関与を強く否定する」と述べた。市場関係者の間では「オマーン湾などで石油タンカーへの攻撃が続いた場合、米国とイランの緊張状態はさらに高まり、地政学的リスクの増大を警戒して原油先物は再上昇する可能性が高い」との見方が出ている。

為替については、ドル売り材料になるとの見方はあるものの、原油価格の上昇を意識して円売りが優勢となるケースも想定されているようだ。また、アジア、欧米諸国の株式相場が大幅安となった場合、主要通貨に対するドル買いが強まる可能性もあることから、市場関係者の間からは「リスク選好的な為替取引は当面減少するのではないか?」との声も聞かれている。

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情報提供元:FISCO
記事名:「今日の為替市場ポイント:米長期金利の伸び悩みを意識してドル買い抑制も