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ワンポイントで理解するブレグジット~投資の学校(高井ひろえ)


こんにちは、フィスコマーケットレポーター高井ひろえの「投資の学校の気になるレポート」です。投資の学校プレミアムの特別講師である矢口新先生のコラムについて興味深い記事を見つけましたのでご紹介いたします。

本日ご紹介するコラムは、矢口新先生が書かれた『ワンポイントで理解するブレグジット』という記事です。

英国がEU離脱に関して決めた点としては、主に『離脱協定案に両者が合意したこと』『英国は2019年3月29日にEUを離脱すること』『少なくとも2020年12月までは変更を伴わない移行期間を設けること』です。しかし、この離脱協定案に関しては、野党だけではなく、与党内からも多くの反対者が出ています。

実際、英国のメイ首相は下院で行った緊急演説で、先月にEUと合意に至った離脱協定案について、11日に下院での採決を行えば「大差」で否決となる見通しを認めたと報じられました。そのためメイ首相は10日、EU離脱協定案をめぐり翌日に予定されていた議会採決について、否決を回避するため実施を延期すると発表しました。

このように反対者が多かった理由について矢口先生は『要するに英国は先に進めない』からだと話しています。『EU離脱までの移行期間はEU法に従わなくてはいけないので、英国は外交・貿易交渉において、EU政府の干渉を受けます。貿易協定一つとっても、どの国とも協定は結べない』のです。一方で、『突然の離脱では混乱が生じるのも事実です』。そのため、『離脱するまでにEUとEU関税同盟以外の条約を結ぶ必要があったのですが、EUは一切の譲歩を拒みました』。結局、『今回の合意案では、英国は独立への移行期間の終わりが見えないという状況』になっているのです。

ただ、矢口先生は『英国がEUに引き返せばいいのかといわれるとそうでもなく、加盟してよくなった国はほとんどなく、ドイツだけは経済的な恩恵を受けられたが今後は移民政策を含めて負担の方が大きくなる可能性もあるでしょう』と話しています。

上記の記事の詳細コメントは、株式会社ファイナンシャルインテリジェンスが運営している「投資の学校プレミアム」の12月4日付のコラムである『ニュース材料に掻きまわされるな』にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。

高井ひろえの「気になるレポート」は各種レポートを高井ひろえの見解で注目し、コメントしています。レポート発行人との見解とは異なる場合がありますので、ご留意くださいませ。

フィスコマーケットレポーター 高井ひろえ






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