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個別銘柄戦略:不二製油Gや小田急に注目


17日の米国市場では、NYダウが507.53ドル安の23592.98、ナスダック総合指数が156.93pt安の6753.73と急落し、シカゴ日経225先物も大阪比365円安の21085円と下落した。本日早朝の為替は1ドル112円台半後半と、昨日大引け時点に比べて円高が進んだ。本日の東京市場は自動車、電機、機械、素材、海運など景気敏感セクターを中心に売りに押される展開が予想される。米金利の低下で大手銀行株もさえない動きを強いられそうだ。昨日は東証1部全体で値下がり銘柄が優勢となる中、少数の値がさ銘柄を中心として日経平均がやや強引に持ち上げられた印象があり、本日はその反動も加わって売りが強まろう。また、19日のソフトバンク<9434>上場を見極めようとする雰囲気もあり、押し目買いには期待しにくい。ただ、昨日は新規上場したツクイスタッフ<7045>、グッドライフカンパニー<2970>の初値がともに公開価格を上回るなど、投資家による積極的な初値買い意欲は減退しつつあるものの一定程度の人気は継続しており、本日は新規公開するテクノスデータサイエンス・エンジニアリング<7046>、田中建設工業<1450>や他の直近上場銘柄にある程度の短期売買マネーの流入は予想される。一方、強気の投資判断や目標株価の引き上げが観測された不二製油G<2607>、小田急<9007>などに注目。

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