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米国株見通し:米朝首脳会談への評価定まり買い姿勢強まる可能性


S&P500先物       2789.00(+2.25) (16:50現在)
ナスダック100先物  7201.25(+5.25) (16:50現在)

16時50分時点のグローベックス米株式先物市場でS&P500先物とナスダック100先物はほぼ横ばいで推移している。NYダウ先物は20ドル高程度で推移。欧州株式市場もほぼ横ばいで推移している。米原油先物は堅調な推移となっている。こうした流れを受け、12日の米株式市場は売り買い交錯で始まるとみられる。

本日の最大の焦点は米朝首脳会談で、まずまず良好な結果だったようだが、市場の反応は限定的なものにとどまっている。北朝鮮が核問題で諸外国を裏切り続けてきたという歴史的な経緯がその背景にある可能性があり、北朝鮮に対する市場の猜疑心が根強いのかもしれない。しかし、米朝首脳会談の合意文書では北朝鮮だけでなく、朝鮮半島全体の完全な非核化を目指した模様で、同時にトランプ米大統領は北朝鮮の安全保障を約束したと伝えられており、その上で北朝鮮の非核化手続きを早急に開始する見込みという。こうした内容の合意文書であるなら、北朝鮮の金正恩委員長としては、前向きに受け入れることが可能な北朝鮮の非核化であるように思われる。

12日の米株式市場で取引が開始されるまでに今回の米朝首脳会談に対する市場の前向きな評価が定まり、投資家が買い姿勢を強める可能性があると考える。本日は5月の消費者物価指数が発表される予定で、伸び拡大が予想されている。しかし、インフレが落ち着いていれば、景気に配慮しながらの利上げが可能となり、米国経済が失速するリスクが極めて限定的となるため、これも市場の買い安心感を誘う材料となる。12日の米株式市場は上値追いの展開となる可能性があろう。



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