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今日の為替市場ポイント:日経平均株価や米長期金利の動向を注視する展開


16日のドル・円相場は、東京市場では110円38銭から110円08銭まで下落。欧米市場でドルは110円04銭まで売られた後に110円41銭まで反発し、110円39銭で取引を終えた。

本日17日のドル・円は、主に110円台前半で推移か。米長期金利の上昇を背景にドル買い・円売り地合いが継続している。日経平均株価の動きを手掛かり材料に、110円台前半から半ばでのレンジ内取引が予想される。

米長期金利の上昇を背景にドル買い・円売りが優勢となっている。ただ、6月12日に予定されている米朝首脳会談が実現するかどうか、先行き不透明が強まっていることから、ドルの上値を抑えているもよう。北朝鮮が16日に米朝首脳会談の再考を警告したことを受けて、トランプ米大統領は北朝鮮の出方を注視するとの考えを示した。

17、18両日に行われる米中貿易摩擦解消に向けた2回目の公式協議の内容を見極めたいとの思惑も広がり、積極的な商いが手控えられているもよう。本日の東京市場は日経平均株価の動きを眺め、主に110円台前半から半ばの狭いレンジ内での取引が予想される。




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