米国株見通し：寄り前発表の企業決算受け買い先行も

S&P500先物　 　 　 　 2669.75（-1.75）　（17:00現在）
ナスダック100先物　　6672.25（-4.00）　（17:00現在）

17時時点のグローベックス米株式先物市場でS&P500先物とナスダック100先物がともにほぼ横ばいで推移している。NYダウ先物は30ドル安程度で推移。欧州市場は総じて小安く推移している。原油相場も小安い推移となっている。こうした流れを受け、23日の米株式市場は売り買い均衡で始まるとみられる。

寄り付き前に石油サービス第2位のハリバートンが決算発表を予定している。米国の原油生産が漸増傾向を維持しており、原油価格も堅調なことから、良好な内容の決算が予想され、相場の支援材料になるとみられる。ただ、引け後にグーグルの持ち株会社アルファベットが1-3月期決算の発表を予定しており、決算内容を確認するまで、投資家は動きにくいだろう。このため、3営業日続落した後で、スマホ販売鈍化への懸念がとりあえず織り込まれ、相場は値固めの動きに入ると予想される。経済指標では3月の中古住宅販売件数が発表される予定で前月比微増が予想されており、相場には中立要因とみられる。



＜KK＞