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16日の米国市場ダイジェスト:NYダウは212ドル高、堅調な経済指標や企業決算を好感


■NY株式:NYダウは212ドル高、堅調な経済指標や企業決算を好感

16日の米国株式相場は上昇。ダウ平均は212.90ドル高の24573.04、ナスダックは49.63ポイント高の7156.28で取引を終了した。前週末に米英仏がシリアに軍事攻撃を実施したものの、同国を巡る情勢悪化懸念が一服し、買いが先行。3月小売売上高が予想を上振れたほか、主要企業決算も好感され、終日堅調推移となった。セクター別では銀行を除いて全面高となり、特に食品・生活必需品小売や運輸の上昇が目立った。

トラックメーカーのナビスター(NAV)は、独自動車大手のフォルクスワーゲンが出資増額を検討していることが明らかとなり上昇。製薬のメルク(MRK)は、同社のがん治療薬「キイトルーダ」が肺がん患者への臨床試験で高い患者生存率を示し堅調推移。大手行のバンク・オブ・アメリカ(BAC)は、決算内容が予想を上振れ、買われた。一方で、食品メーカーのディーン・フーズ(DF)は、ゴールドマン・サックスによる投資判断引き下げを受け下落した。

マーケット終了後に動画ストリーミングのネットフリックス(NFLX)が発表した決算では、一株利益は予想に一致し、売上高は予想を上振れた。契約者数も741万人増と予想を上回り、時間外取引で株価は上昇して推移している。


■NY為替:トランプ大統領が中国、ロシアによる通貨安誘導を批判

16日のニューヨーク外為市場でドル・円は、107円39銭まで上昇後、107円04銭まで反落し107円11銭で引けた。予想を上回った米国の3月小売売上高を受けてドル買いが強まったものの、トランプ米大統領がロシアや中国を「通貨切り下げをしている」と非難したことなどから、貿易摩擦懸念が再燃。ドルは伸び悩み、リスク選好的な円売りは後退した。ユーロ・ドルは、1.2359ドルから1.2395ドルまで上昇し、1.2380ドルで引けた。ユーロ・円は、132円97銭まで上昇後、132円50銭まで反落し、132円61銭で引けた。ポンド・ドルは、1.4298ドルから1.4338ドルまで上昇した。5月利上げ観測などが支援材料となった。ドル・スイスは、0.9608フランから0.9578フランへ下落した。ユーロ高・米ドル安の相場展開に反応したようだ。


■NY原油:反落で66.22ドル、シリア攻撃終了で供給不安解消

NY原油先物5月限は反落(NYMEX原油5月限終値:66.22 ↓1.17)。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物5月限は前営業日比−1.17ドルの66.22ドルで通常取引を終えた。時間外取引を含めて一時66.13ドルまで売られた。米英仏によるシリア攻撃は先週金曜日の時点でひとまず終了していることから、原油供給不安は解消されたことが下げの要因。ただし、石油輸出国機構(OPEC)などの原油生産は減少していることから、需給関係の悪化に対する警戒感は低下しており、66ドル近辺で押し目買い興味が散見された。


■主要米国企業の終値

銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)

バンクオブアメリカ(BAC)  29.93ドル   +0.13ドル(+0.44%)
モルガン・スタンレー(MS) 53.40ドル   +0.42ドル(+0.79%)
ゴールドマン・サックス(GS)257.88ドル  +1.96ドル(+0.77%)
インテル(INTC)        52.40ドル   +0.54ドル(+1.04%)
アップル(AAPL)        175.82ドル  +1.09ドル(+0.62%)
アルファベット(GOOG)    1037.98ドル +8.71ドル(+0.85%)
フェイスブック(FB)     164.83ドル  +0.31ドル(+0.19%)
キャタピラー(CAT)      152.14ドル  +1.91ドル(+1.27%)
アルコア(AA)         55.03ドル   +0.07ドル(+0.13%)
ウォルマート(WMT)      86.84ドル   +0.82ドル(+0.95%)
スプリント(S)         5.85ドル   +0.07ドル(+1.21%)








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