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米決算への期待大きく、レンジ突破を意識【クロージング】


16日の日経平均は大幅続伸。236.93円高の23951.81円(出来高概算13億1000万株)で取引を終えた。一時23962.07円まで上げ幅を広げ、1月9日以来の昨年来高値を更新している。15日の米国市場はキング牧師の生誕日の祝日で休場となっており、海外勢のフローは限られるなか、日経平均は小幅に続伸して始まった。その後下げに転じる局面もみられたが、為替市場で円高が一服するなか、断続的なインデックス買いによって上げ幅を拡大させている。

東証1部の騰落銘柄は、値上がり値下がり数が拮抗。インデックスに絡んだ売買が中心となり、指数インパクトの大きいファナック<6954>、ファーストリテ<9983>、ソフトバンクG<9984>、東エレク<8035>、安川電<6506>が日経平均をけん引している。セクターでは水産農林、電気機器、情報通信、化学、石油石炭が上昇。半面、鉄鋼、海運、空運、不動産、陸運、証券が下落。

円相場はドル円がロンドンタイムで110円30銭台まで円高に振れていたが、東京タイムでは110円90銭台と切り返しをみせており、これが安心感につながったようである。もっとも、東証1部の騰落銘柄は拮抗しており、指数インパクトの大きい値がさの一角が日経平均をけん引している格好である。また、日経平均は上値を抑えられていた5日線を上回っての推移が続いていたことも、売り方の買い戻しを誘う流れにもなったようだ。

連休明けの米国市場ではシティグループの決算が予定されている。先週末はJPモルガンの決算が材料視されて主要指数を押し上げる格好だったこともあり、決算への期待は大きいだろう。米国市場が強含みの動きとなるようだと、日経平均は足元でのもち合いレンジの突破も意識されてきそうだ。(村瀬智一)



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