7日の日経平均は大幅反発。320.99円高の22498.03円(出来高概算15億2000万株)で取引を終えた。大引け間際には一時22515.24円と22500円を回復する場面もみられたが、同水準に位置する25日線が上値抵抗として意識された。中東情勢の地政学リスクが警戒されていたが、6日の米国市場が波乱の展開にならなかったことが、前日の過度な警戒に対する買い戻しにつながったとみられる。また、先物オプションSQを明日に控えるなか、水準としては22500円処が居心地のよい水準だったようだ。

明日のSQ通過後は需給面で軽くなるとの見方もあり、年末に向けた上昇への期待感が高まる可能性はある。雇用統計の発表を見極めたいとする模様眺めムードが強まる可能性があるものの、12月の米利上げがコンセンサスであり、それほど手控えにはつながらないだろう。

とはいえ、海外勢はクリスマス休暇に入るため、来週以降は商いが細る可能性がある。そのため、物色の流れは中小型株にシフトしやすいだろう。ビットコインの急騰が続くなか、米国ではビットコインの先物取引が来週から開始される予定である。ビットコインの上昇ピッチが強まるなか、関連銘柄への物色も意識されてきそうだ。(村瀬智一)

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情報提供元:FISCO
記事名:「SQ通過後は年末高を意識した個別物色に【クロージング】