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前場に注目すべき3つのポイント~22000円割れは想定内、ここからは押し目拾いのスタンスに


16日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。

■株式見通し:22000円割れは想定内、ここからは押し目拾いのスタンスに
■外資系証券の注文動向:差し引き210万株の売り越し
■前場の注目材料:神戸鋼、品質監視に100億円、データ改ざん、新設備で再発防止徹底

■22000円割れは想定内、ここからは押し目拾いのスタンスに

16日の日本株市場は、自律反発を探る展開が意識されよう。15日の米国市場では、アジア・欧州株がほぼ全面安となったことが嫌気されたほか、税制改革への先行き不透明感から終日軟調推移となった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比60円高の22100円。円相場は1ドル112円台後半と円高に振れて推移しており、売り優勢の展開になりそうだ。

一方で、日経平均は1年半ぶりの6営業日続落といった形で調整をみせてきており、支持線として意識されている25日線レベルまで下げてきている。22000円割れは想定内であり、25日線レベルからの自律反発を探る展開が意識されやすいだろう。もっとも、インデックスに絡んだ商いが中心であり、オーバーシュート気味に下押す可能性もあるが、ここからは押し目拾いのスタンスになろう。

また、個別では値幅調整が大きく、一気に調整一巡が意識されやすい水準までの下げをみせる銘柄も少なくない。また、好業績銘柄や業績改善銘柄等は売り一巡後に戻す動きも散見されている。大きくロングに傾いていない需給状況であり、オーバーシュートの局面においては押し目買いの好機になりそうだ。

(株式部長・アナリスト 村瀬智一)


■外資系証券の注文動向:差し引き210万株の売り越し

朝の外資系証券5社経由の注文状況は、売り540万株、買い330万株、差し引き210万株の売り越しとの観測。

11月 09日(木):460万株の買い越し
11月 10日(金):460万株の買い越し
11月 13日(月):220万株の買い越し
11月 14日(火):20万株の買い越し
11月 15日(水):140万株の売り越し


■前場の注目材料

・好業績銘柄への物色意欲の強さ
・シカゴ日経225先物(22100、+60)
・韓LG、有機ELを6割増産
・10月訪日客22%増259万人
・日銀のETF買い入れによる下支え

・神戸鋼<5406>、品質監視に100億円、データ改ざん、新設備で再発防止徹底
・日産自<7201>、ISO取り消し、無資格検査で国内6工場
・クボタ<6326>、小型建機を増産、北米需要増に対応、堺製造所、年1万3000台


☆前場のイベントスケジュール

<国内>
・特になし

<海外>
・09:30  豪・失業率(10月)  5.5%  5.5%



<HT>

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