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出遅れている中小型株を見直す流れも意識【クロージング】


30日の日経平均は小幅ながら3営業日続伸。3.22円高の22011.67円(出来高概算23億7000万株)で取引を終えている。27日の米国市場は複数の主要ハイテク決算が予想を上振れたことが好感され買いが先行。高値警戒感から上値は限られたものの、7-9月期GDP速報値が予想を上振れたほか、原油相場の上昇が好感され堅調推移となった。シカゴ先物は大阪比変わらずだったが、ADRではソフトバンクG<9984>、ファナック<6954>、コマツ<6301>などが堅調だった流れから買いが先行し、連日で年初来高値を更新。

その後は高値圏でのこう着が続いていたが、前場半ば辺りから先物主導で利食いの流れが強まり、小幅ながらマイナスに転じている。後場寄り付きは日銀のETF買い入れへの思惑もあって上昇して始まり、その後は22000円を挟んでのこう着が続くなか、終値では小幅に上昇に転じている。東証1部の値上がり数は1000を超えており、過半数を占めている。セクターではパルプ紙、ガラス土石、鉱業、非鉄金属、金属がしっかり。一方で、精密機器、医薬品、証券、鉄鋼、小売が冴えない。

日経平均は前週末の終値を挟んでのこう着となったが、下げに転じる局面でも小幅な下げにとどまっており、押し目買い意欲の強さがうかがえる。上昇する5日線を支持線としたトレンドを継続しており、利食いに押される局面でも下を売り込みづらいところである。また、マイナスではあったが、みずほフィナンシャル<8411>の出来高は2億株を超え、三菱UFJ<8306>は1.3億株だった。出遅れ感のある金融セクターへの物色がみられており、こう着ながらも理想的な循環物色であろう。また、マザーズは3営業日続伸で本日の高値圏で取引を終えている。日経平均がこう着のなか、出遅れている中小型株を見直す流れも意識しておきたいところである。



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