NY株式：ダウ112ドル安、主要企業決算を嫌気

25日の米国株式相場は下落。ダウ平均は112.30ドル安の23329.46、ナスダックは34.54ポイント安の6563.89で取引を終了した。複数の主要企業決算が嫌気され、売りが先行。さらに原油相場の下落や長期金利の上昇が嫌気され、終日軟調推移となった。9月耐久財受注や新築住宅販売件数が予想を上振れたものの、相場への影響は限られた。セクター別では、耐久消費財・アパレルや食品・生活必需品小売が上昇する一方で電気通信サービスや運輸が下落した。

ファストフードのチポトレ・メキシカン・グリル(CMG)や半導体メーカーのアドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)は、決算内容が嫌気され大幅下落。航空機のボーイング(BA)は空軍向けの空中給油・輸送機の納入遅れに伴うコスト増加が懸念され、軟調推移。一方で、カード決済ネットワークのビザ(V)は決算内容が好感され、上昇した。

製薬のアムジェン(AMGN)はマーケット終了後に7-9月期決算を発表、売上高、一株利益ともに予想を上振れた。しかし、時間外取引で下落して推移している。

Horiko Capital Management LLC



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