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連騰記録は16でストップしたが、これにより市場も冷静に【クロージング】


25日の日経平均は17営業日ぶりに反落。97.55円安の21707.62円(出来高概算19億6000万株)で取引を終えた。24日の米国市場では主要企業決算が堅調な内容となり買いが先行し、製造業PMIが予想を上振れたほか、税制改革への期待から堅調推移となった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比95円高の21905円となり、これにサヤ寄せする格好から、日経平均は21900円に乗せて連日で年初来高値を更新して始まった。

その後は過熱感も高まるなかで利益確定の動きもあり、こう着感の強い相場展開に。21800円を挟んでの推移が続いていたが、後場半ば辺りから利食いの動きが強まり、一時21700円を下回る場面もみられた。ただ、押し目買い意欲は強く、これまでの支持線として意識されている5日線を上回って終えている。

東証1部の騰落銘柄は値下がり数が1300を超えており、6割を占めていた。中小型株については物色に広がりがみられていたが、日経平均の14時辺りからの調整により、利食いに向かわせていた。セクターでは銀行、保険、倉庫運輸、非鉄金属、鉄鋼、機械、ガラス土石、卸売がプラス圏をキープ。一方で、医薬品、電力ガス、不動産、食料品、小売、陸運、情報通信が冴えない。

日経平均の連騰記録は16でストップしたが、これにより市場も冷静になりそうだ。先高観が強く、需給状況も良好ななか、押し目買い意欲は根強いと考えられる。一方で決算発表が本格化するなか見極めムードも高まりやすいだろう。そのため、決算を手掛かりとした個別物色のほか、相対的に出遅れているセクターを選好する流れに向かうかが注目される。日経平均が高値圏での日柄調整をみせるなかで、出遅れセクターや中小型株などに資金が向かうようだと、ベストな循環物色となる。



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