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日経平均は9連騰で約21年ぶりに21000円回復【クロージング】


13日の日経平均は9営業日続伸。200.46円高の21155.18円(出来高概算18億4000万株)で取引を終えた。1996年12月以来、20年10カ月ぶりに21000円を回復した。12日の米国市場の下げや、短期的な過熱感もあり、小幅に続伸で始まった日経平均は寄付き直後に下げに転じる場面もみられた。しかし、世界的な景気拡大を背景に、相対的に出遅れている日本株を見直す流れから下値は堅く、再びプラス圏を回復すると、前場半ばには節目の21000円を回復。後場に入っても強含みの展開が継続し、一時21211.29円まで上げ幅を広げる場面もみられた。

東証1部の騰落銘柄は、値上がり数が1200を超えており、過半数を占めている。セクターでは空運、小売、その他金融、ゴム製品、陸運が上昇。一方で繊維、サービス、保険、鉱業が小安い。指数インパクトの大きいところでは、決算が評価されたファーストリテ<9983>が終日堅調で、1社で日経平均を約71円押し上げている。その他、東エレク<8035>、ファナック<6954>もしっかり。

国際通貨基金(IMF)が世界経済の成長見通しを上方修正するなど世界的な景気拡大を背景に、相対的に出遅れている日本株を見直す流れが強まっている。また、衆院選では連立与党による議席過半数維持が見込まれるなか、「アベノミクス加速」への思惑が高まっているようである。来週はより衆院選に関心が集まる中、アベノミクス加速を意識した政策に関連する銘柄等への物色がより強まる可能性がある。



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