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【FISCOソーシャルレポーター】個人投資家PIPE-gii:北朝鮮リスク時のドル円とNY金価格との関連性!!


以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家PIPE-gii氏が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人と連携し、より多様な情報を投資家に向けて発信しております。

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2017年10月5日11時 執筆


北朝鮮リスク前の16年11月22日現在のドル円(117.10)と、16年12月16日のNY金価格(1113.70)とが、ピーク時の安値でした。この時点から足元(2017.10.5)では、ドル円は112.75円辺り、NY金価格は1,276.65辺りと乖離幅が最大時から縮まっています。米国のFOMC発表後は利上げ観測の高まりとトランプ政権の法人税改革法案の発表で、ドル円は上昇(一時113.28円)して、NY金は下落しています。NY金は1,271.19まで下落するも下げしぶっており、地政学リスク要因と米政策の法人税改革法案の不確実性が意識されたと思われます。NY金価格の下落幅は限定的と想定し、リスク要因次第ではボラティリティ幅が拡大するでしょう。NY金は、1300.00辺りが、リスクオン・オフの判断材料になりそうです。リスク要因次第では、NY金が更に上昇することが想定されます。一方ドル円は、北朝鮮がミサイル発射直後(9月14日)に、一瞬107.33円を付け直ちに自律反発し、米政策の法人税改革法案の期待感で一時113.28円まで上昇して下落してきています。

◆今後ドル円の動向は、北朝鮮リスク時のドル円は限定的な動きと想定、上限値114.00円から108.50円のレンジが想定できるでしょう。

◆2017年9月5日14時 執筆時 北朝鮮リスク前の16年11月22日現在のドル円(117.10)と、16年12月16日のNY金価格(1,113.70)とが、ピーク時の安値でした。この時点から足元では、ドル円は107.80辺り、NY金価格は1,359.91辺りと乖離幅が拡大しています。この間のボラティリティ(変動率)は、ドル円がマイナス8.4%と下落幅が限定的なのに対して、NY金価格はプラス22.1%と大幅に上昇していて、変化があらわれています。これは、地政学リスクが日本(ドル円)に関係する為、リスクオフがイコール、ドル売り円買いに動きづらいからで、従ってドル円の下落は限定的になっています。

投稿記事参照
2017年9月29日9時 執筆
2017年9月21日16時 執筆
2017年9月5日14時 執筆


執筆者:PIPE-gii
ブログ:独自総合指数で金融市場を分析する!!
※毎朝8時半前後に更新




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